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働き方改革を品質向上につなげる 現場の合理化から受発注へとDX化を進展

次代を見据えて 住まいづくりの改革 岡田建設

  Presented by アンドパッド

働き方改革を目指し導入
現場監督の効率化が目的

ANDPAD施工管理の導入は昨年2月。全社的にICTを活用した働き方改革、生産性向上に取り組もうというなかで、施工管理システム導入を検討した。効率を上げることで働き方を改善し品質の向上につなげることが大きな目的であった。

例えば、現場監督。分譲住宅の現場は、1棟から複数棟までさまざま、かつ場所も近くとは限らない。現場監督はこれらの現場を掛け持ちし、現地で確認し、指示を出す。事務所に戻ってからは書類や写真の整理などに忙殺される。移動時間のロスも大きい。こうした部分を合理化し、生産性を高めたいということが大きなモチベーションであった。

さまざまなツールを検討するなか、ANDPADを選択したのは「アップデート性」であったという。機能の改善や追加などのスピード感を大きく評価した。

現場カメラが不要に
現場管理の見える化も進む

ANDPADで合理化、省力化を進め、さらなる品質向上へとつなげる

今、ANDPAD施工管理を利用するのは45人程度であるが、その8〜9割が現場監督だ。

ANDPAD施工管理の導入で、まず大きく変わったのが現場の写真撮影。これまでは現場カメラで撮影し、事務所に戻ってパソコンにアップして整理をしていた。現在は、現場ではスマホやタブレットのANDPADアプリから撮影し、その場で適切なフォルダに格納する。「ひと手間、二手間も減り、合理化につながった」そうだ。
現場におけるコミュニケーションも変化した。

現場で写真を撮って連絡事項や注意点をメモしてその場で送ることができるため、連絡や指示漏れが減ったという。

また、現場管理の見える化も進んだ。これまで管理側は現場監督の報告を通じてでしか現場の状況がわからなかったが、ANDPAD施工管理を見ることで現場監督の行動や各現場の様子を把握することが可能になった。
一方で、最大の課題であった現場監督が現場に行く回数を減らすという部分は、まだ道半ば。これまでの働き方を変えることは一朝一夕にはいかず、慣れてもらいながら少しずつ改善を進める考えだ。

電子受発注も導入
さらなる合理化にデータ活用も

今、取り組みを進めているのがANDPAD受発注の導入だ。先には取引企業向けの説明会も行い、8月からの運用を目指している。

50~60社の協力企業との発注書、請書、見積書のやり取りは毎月250枚ほどにのぼるという。この部分を電子化することで大きな経費削減、手間削減につながることを期待している。「建材・設備のメーカーはもとより、個人事業主の大工さんの事務作業も大きく省け、お互いにメリットのあること」と協力企業に呼び掛けている。

ANDPAD受発注の導入で、特に期待しているのが発注業務、いわゆる紙のやり取りだ。印刷して郵送、受け取った書類を確認という煩雑な業務は避けられない。そこを少しでも減らすことができるというものだ。また、現場監督もFAXのやり取りでは事務所に戻ってこなければならないが、電子受発注であれば、場所を選ばずに可能だ。受発注業務においては8〜9割はペーパーレスにできるのではないかと見ている。さらに、こうした合理化により、品質向上などの部分に時間を割くことができると考えている。

施工管理、受発注とDX化を進めることで、「時代の流れは速く、リスク回避といった部分でもデータを判断材料の一つとして活用していきたい」と、今後は、経営判断などにこれらのデータを生かしていくことも検討する考えだ。


株式会社アンドパッド

〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル8F
TEL:03-6831-4550
https://andpad.co.jp


ゆとりある敷地と住まい
暮らし方をイメージした提案が魅力

渡部和哉 経営企画部 部長

豊川市白鳥町京次52番地の1
https://www.oka-ken.co.jp

岡田建設は愛知県内を中心に、パシフィックホームのブランドで年間約250棟の戸建分譲住宅を手掛ける。

トレンドである駅近・狭小の住宅ではなく、基本的にある程度広さがある土地に40〜50坪とゆったりめの住宅を建てて販売していることが大きな特徴で、他社と一線を画す。例えば、駐車場は2台、できれば3台分を確保。住宅もワークスペースや家事室、ファミリークローゼット、土間収納など特徴のあるプランを提案する。
「こういうライフスタイルの人に住んでもらいたいと、明確なコンセプトを持ってプランニング」(渡部和哉経営企画部部長)し、明確な特徴を出していることから、「他を見てから決めたい」といったお客さんが「やっぱりこれが良い」と戻ってくることも多いという。

また、計画から施工、販売までを一貫して手掛けているため、「こんな暮らし方をイメージしました」との提案に対する反応をダイレクトに聴くことができ、その反響を次の商品開発につなげていることも同社の強みだ。

購入者はこだわりを持つ第一次取得者層。アンケートでは「こんな暮らしがしたい、こんなスペースが欲しいと描いていたイメージにピッタリ」といった反応が多いという。敷地、延べ床面積にゆとりがあるだけに周辺物件に比べて値段は若干高いが、魅力ある商品に高いコストパフォーマンスが評価されている。


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ハウジング・トリビューンVol.629(2021年20号)

特集:

蓄積されるエビデンスの最前線

住まいの温熱環境が居住者の健康を大きく左右する──そのエビデンスが着実に蓄積されつつある。
断熱性や気密性を高めることは暮らしの快適性につながるだけでなく、健康にも影響することは従前から指摘されてきたが、これらは経験や体験に基づくものであり、医学的なエビデンスに裏打ちされたものではなかった。
しかし、ここ10年間ほどの間に温熱環境と健康に関する研究が進み、その成果がまとまり始めている。
温熱環境と血圧、睡眠、虚弱、皮膚疾患などとの関係が明確になりつつあるのだ。
高性能住宅は、省エネ性や快適性などだけでなく、こうした健康面での価値を持つ。
住まいづくりも大きく変わりそうだ。
それぞれの分野の学識経験者に、研究の最前線、その影響などについて聞いた。

住まいと健康
慶應義塾大学理工学部システムデザイン科 教授 伊香賀俊治氏
温熱環境と睡眠
関西大学環境都市工学部建築学科 教授 都築和代氏
温熱環境と高血圧
自治医科大学循環器内科学部門 教授 苅尾七臣氏
温熱環境と皮膚疾患
岐阜工業高等専門学校建築学科 教授 青木哲氏
温熱環境と虚弱
北九州市立大学国際環境工学部建築デザイン学科 准教授 安藤真太朗氏

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