トヨタホーム、東京・昭島で157戸の大型分譲の販売を開始
郊外住宅地での分譲の提案を強化
トヨタホームは東京都昭島市で157区画の大型分譲住宅の販売を開始した。好調な郊外住宅地での分譲住宅の提案を強化していく考えだ。
コロナ禍でテレワークが一気に普及し「職住一致」の傾向が強まった。これにより、必ずしも居住地域と職場との距離が近くなくても良いという状況が生まれ、一次取得者層を中心に東京都心から郊外エリアへと住み替える動きが強まっている。
こうしたニーズを捉えるため、トヨタホームは今回、東京都昭島市の国営昭和記念公園に隣接した立地で大型分譲住宅地「TOYOTAHOME The CENTRAL(トヨタホーム ザ・セントラル)」(157区画)を開発、6月25日から第一期(8区画)の販売を開始した。今後、約3年を掛けて分譲する。
同分譲地の最大の特徴の一つが郊外でありながらも、利便性が高い立地環境だ。最寄りのJR青梅線の東中神駅までは徒歩9分と駅近。東京都内JR沿線においてハウスメーカーによる大規模分譲で徒歩9分のプロジェクトは、過去20年間で「トヨタホーム ザ・セントラル」のみだという。また、郊外でありながら、JR中央線の新宿駅まで最短で31分、東京駅まで45分と、都心まで1時間以内でアクセスできる。
加えて、近隣のターミナル駅の立川は近年、大規模な再開発が進められており、居住エリアの人気度が急速に高まっている。
全棟でエネファームと蓄電池搭載
テレワークスペースを標準で導入
付加価値を高めたまちづくりも特徴だ。
住戸は全棟でエネファームを搭載したZEH仕様とし、脱炭素のまちづくりを実現。加えて、テレワーク需要に対応し、ワークスペースを標準仕様としている。
また独自のセレクトシステム「MY WORLD FITTING LIKES(マイ ワールド フィッティング ライクス)」を新たに導入し、分譲物件でありながら消費者の好きな世界感に近づける住まい選びを提案。ライフスタイルに合った6つの間取り(ペットスタイルやボタニカルスタイル、アウトドアスタイルなど)、世界の都市をイメージした12のインテリアテイスト(パリ、コペンハーゲン、サンフランシスコ、カルイザワなど)を自由に選べる。また、記念樹や玄関床、表札のデザインも複数用意し、選ぶことが可能だ。
トヨタホーム ザ・セントラルの販売価格は6980万円からと、近隣エリアの相場よりも割高だが、事前案内を開始した4月から資料請求は約500組、来場数は約200組と反響は非常に良い。
また、他の郊外の分譲住宅でも、「販売に苦戦していた物件が急に売れ出すなど、消費者の住宅需要が郊外エリアに向かっているのは間違いない」(街づくり事業部担当部長・田中透氏)とし、トヨタホームは今後も首都圏の郊外エリアでの分譲住宅の開発を積極的に推進していきたい考えだ。
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