長谷工グループ、マンションの耐震改修で新工法開発
工事後も部屋からの眺望損なわれず
長谷工コーポレーションを中核とする長谷工グループは、マンション一部バルコニーの梁を活用し、耐震性を強めた独自の耐震補強工法を開発した。
工事後も眺望が損なわれることがなく、同社は「耐震化提案の起爆剤になる」と強調する。
旧耐震基準のマンションストックは全国で約104万戸ある。国は、居住者の安全・安心の確保、住宅市街地の防災性の向上の観点から、補助制度や税制などで、耐震改修を推進するが、大きく進んでいないのが実情だ。東京都が2013年に実施した調査によると、耐震改修を行ったマンションは全体のわずか5.9%だった。今でも旧耐震のマンションを持つ管理組合の多くは耐震改修については消極的だ。大きな理由としては費用の問題があるが、それだけではない。

マンションの耐震改修をする場合、居住者への負担は避けられない。例えば、既存建物の柱・梁フレーム内に枠付き鉄骨ブレースを挿入する「枠付き鉄骨ブレース補強」工法を採用し、住戸内に補強部材を設置する場合は、仮住居への移動が必要なケースもある。広い作業スペースが必要なため、補強箇所周辺の廊下や階段は通行に支障が出ることもある。住戸内での作業がいらず居住者の仮住居への移動が必要のない工法として、既存建物の柱・梁フレームの外側に新たにフレームを設ける「外付けフレーム補強」があるが、例えばバルコニーのさらに外側にフレームを付けるため、そもそも、マンションの敷地に余裕がないと採用できないなどの問題がある。
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