ノダ、マンションリノベ向け内装建材の提案を本格化
セレクションブランド「MRS」を創設
ノダはマンションリノベーション向け内装建材の提案を本格的に行っていく。セレクションブランド「MRS」を創設し、成長市場であるマンションリノベーション市場を開拓していきたい考えだ。
新築住宅着工が減る中、今後の成長分野としてストック市場に注目が集まっている。中でも、既存マンションの買取再販や、既存マンションを消費者自身で購入し自分好みにリノベーションするニーズが、首都圏都心部の若年層を中心に高まっている。
こうしたことから、ノダは新たにマンションリノベーション向け内装建材の提案を本格的に行っていく。セレクションブランド「マンション リノベーション セレクト(MRS)」を創設、専用カタログを4月に発刊した。
同社の内装建材の販売先の多くは新築戸建住宅を事業の主とする工務店やビルダーであり、これまでマンションリノベーション向けの提案はほとんどできていなかったが、「今後は新築が減っていく中で、リノベーションの需要へも対応していかなくてはならない」(同社)と、MRSの提案に力を入れていく。
マンションリノベに対応した
デザインやサイズを揃える
MRSは、ノダが既に販売している内装建材ブランド「BINOIE(ビノイエ)」と「Mode Collect(モードコレクト)」の中から、マンションリノベーションに向いた商品(床材・建具・収納など)をセレクトしたものだ。
床材は二重床対応の1×6サイズが24柄、直貼り防音は29柄あり、豊富なバリエーションを用意している。建具・造作材については、BINOIEからは様々なテイストの住宅に幅広く調和する汎用性の高いデザインを、Mode Collectからは都会的でスタイリッシュなデザインをMRSのラインアップに選んだ。
マンションリノベーション向けとして、現場への納入のしやすさにも配慮した。巾木などの造作材で従来の半分程度の長さの1970mmタイプを新たに用意。マンションリノベーション業者が多く利用する軽トラックに積み込みやすく、エレベーターにも乗せやすいサイズにした。
また、施工でも仕様が千差万別である既存マンション向けに、細かな対応も行う。例えば、ドア枠については、トイレなどの段差があるところに使用する場合はより高さが必要になるため、新たに2235mmの高さのものを用意し、最大で202mmまでの段差に対応できるようにした。
営業体制も強化していきたい考えだ。従来は、マンションリノベーション分野を得意とする建材流通事業者とは取引が多くなかったが、「今後は付き合いを深め、パイプをより太くしていきたい」(同)としている。
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