NTTデータ・スマートソーシング、注文住宅のオンライン相談サービスを開始

要望に合った住宅事業者を紹介して集客を支援

NTTデータ・スマートソーシングは、注文住宅の購入検討者が、オンラインで専門アドバイザーに無料で相談でき、要望に合った住宅事業者を紹介するサービスを開始した。検討初期段階の効率アップを支援する。

「HOME4U 家づくりのとびら」ウェブサイト画面

注文住宅購入者の多くが、予算やエリア選定、ハウスメーカー選びといった、検討初期段階で多くの時間と労力を掛けている。通常、インターネットで情報収集をしたり、各メーカーの展示場に出向いて検討を行うが、NTTデータ・スマートソーシングによると、こうした手法で検討した場合、契約するハウスメーカーを絞り込む前の段階で平均約9ヶ月も費やしているという。

こうしたことから、同社は、注文住宅の購入検討者が、契約するハウスメーカーを絞り込むまでの検討を、オンラインで効率的に行えるようにするサービス「HOME4U 家づくりのとびら」を開始した。

「HOME4U 家づくりのとびら」では、専用ウェブサイト(https://house.home4u.jp/)上で、ユーザーに希望のオンライン面談日時を予約してもらい、テレビ電話会議システムで専門アドバイザーがユーザーの相談に無料で応じる。

専門アドバイザーにはハウスメーカーの営業経験者を採用、家づくりに精通し専門的なアドバイスを提供できるようにしている。住宅ローンの借入可能額を高精度に算出したり、土地の相場や周辺情報を調査できる専門ツールを導入し、資金計画や土地の購入、家づくりの進め方をわかりやすく説明する。

相談を通じて家づくりの方向性が固まった後は、個々の住宅購入検討者の希望の条件(金額や住環境など)に合った提携住宅事業者を紹介。顧客情報を受けた提携住宅事業者は住宅購入検討者と連絡を取り、具体的な商談に進む。

同社は「HOME4U 家づくりのとびら」を活用することで、注文住宅の検討初期に費やす時間を大幅に効率化できるとしており、「30分〜120分の相談で、検討初期の情報収集、方向性の決定、ハウスメーカー選びまでが可能」だという。

住宅事業者にもメリット
オンライン集客の強化が可能

提携住宅事業者は大手ハウスメーカーを中心に10社以上おり、今後、さらに増やしていきたい考えだ。現在は大手が中心であるため、ローコストを得意とするビルダーなどとも提携していく。

住宅事業者では、住宅展示場への来場数が年々減少しており、従来の集客手法への危機感が増している。このため、インターネットによる新しい集客手法の創出に向け取り組みを強化しているが、まだ課題が多いというのが実情だ。同社は、注文住宅の検討初期段階の人を広く集客できる「HOME4U 家づくりのとびら」のメリットを住宅事業者にアピールし、提携住宅事業者を拡大していきたい考えだ。

提携住宅事業者の拡大などにより、2025年には年間相談数2万件を目指す。また、中長期的には、相談の対象を注文住宅だけでなく、分譲戸建て(建売住宅)、分譲マンション、中古住宅まで広げていくことも検討している。

Housing Tribune最新刊

住宅産業総合誌「ハウジング・トリビューン」は隔週金曜日発売。年間購読者には電子版News Report「Housing Tribune Weekly」を配信しています。

ハウジング・トリビューンVol.618(2021年7号)

特集:

SDGs、脱炭素達成に向け脚光

国産材を取り巻く環境は近年、劇的に変化している。
伐採期を迎えた国産材を積極的に活用しようという機運が高まり、また、SDGs、脱炭素といった観点からも国産材に脚光が集まる。
さらに、新型コロナ感染拡大の影響で、外材の輸入が滞り、外材が高騰、不足する逼迫した状況の中で国産材へのシフトが加速する。
こうした中で、持続可能な形で国産材活用を推進していこうとする住宅事業者などの取り組みも活発化しつつある。

目次を見る

関連記事