2020.10.15

クラッソーネ、空き家処分の不安を解消する新サービス

トラブル発生時の金銭的リスクを回避

解体工事・外構(エクステリア)工事の一括見積もりWebサービスを運営するクラッソーネは、従来サービスをさらに進化させ、空き家処分の不安を解消するための新サービスの提供を開始した。


「くらそうね」登録工事会社と電子契約した案件では、施主・工事会社の双方が無料で、空き家解体時の不安を解消するサービス「くらそうね安心保証パック」が受けられる

近年、空き家問題が深刻化している。物件所有者が高齢で資金的に困窮している、所有者が判断を下すことが困難である、相続人同士で意見がまとまらない、といった理由で空き家問題への対応が先送りされる傾向にある。

クラッソーネ(名古屋市中村区、川口哲平代表取締役)は、空き家問題の中でも特に「家の解体」時の課題に着目し安心保証パック「くらそうね」の提供を開始した。施主が解体工事会社と契約し、着手金を支払った後、工事会社が倒産や連絡不通など、万が一のトラブルにより工事が頓挫し、既に支払った着手金に対し損失が発生したり、さらに、代替工事会社による追加費用が発生したりした場合に、金銭的リスクが生じる。一方で、工事会社は、万が一の事故発生時に自社の保険を利用することで、保険利率が高くなり、保険自体に加入できなくなることもある。

同社は、「くらそうね」を解体マッチングプラットフォームとして、施主向けと工事会社向けの価値訴求にこだわりサービスを開発、運営してきた。これまでに解体工事領域で全国約1200社の専門工事会社が登録、累積4万5000件を超えるサービス利用者の実績がある。多重構造が習慣化する建設業界において、施主と工事会社の直契約を推進してきたが、今回、空き家処分の不安を解消し、安心して家の解体に取り組める環境を整備する目的で、独自の安心保証サービス「くらそうね安心保証パック」を開発し提供を開始した。

施主向けに契約済の解体工事が頓挫した場合、支払い済みの着手金を保証する“着手金保証”と、「くらそうね」経由で代替工事会社と契約した場合に、追加費用が発生した時の差額分を保証する“完工保証”と、工事会社向け保険サービスの“第三者賠償責任保険”の3つを合わせた。対象は、「くらそうね」登録工事会社と電子契約した案件で、施主・工事会社の双方が保証料0円、保険料0円、手数料0円で受けられる。

これにより、施主は解体工事会社と契約し、着手金を支払った後に万が一解体工事が頓挫した場合や、代替工事会社による追加費用が発生した場合、金銭的リスクを回避できる。また、施主には工事会社が保険に加入しているという安心感を提供し、解体工事中に事故が発生した場合も、工事会社は自社の保険利率に影響することなく保険の利用が可能となる。