2020.7.10

ハウジング・トリビューン Vol.602(2020年13号)

ステイジモト 新型コロナ禍で見直される地域の力

エリアマネジメントが鍵に

新型コロナ禍で広がったテレワーク。
このテレワークが住まい手の居住するエリアの昼間人口を押し上げ、“地元”に目を向ける動きが出ている。完全テレワークとなれば、通勤を意識せず、好きな場所で暮らすというケースも増えるが、それはまだまだ先の話だ。
ただ、確実にテレワークを業務形態の一部として組み込む企業は増加。
テレワークをすると、“地元”への滞在時間が長くなるというのは今回のコロナで実証済みだ。
一方で、ランチ難民などの言葉も生まれた。
エリアマネジメントを通じて、“地元”を活性化する、街づくりのヒントを探る。

目次

HTʼS EYES

“いなす防災”は何を変えるのか
自前主義を超えて

ステイ ジモト
新型コロナ禍で見直される地域の力

TOPICS&NEWS

国交省 住生活基本計画の中間とりまとめ案たたき台
国がマンションなどの浸水対策で指針
住木センターが高耐力用接合金物を規格化
住宅の省エネ性能を光熱費で実費換算
新型コロナ禍で住宅展示場閉鎖の動きも

INTERVIEW

タカマツハウス 代表取締役社長 藤原元彦 氏
目指すのは「ベタークオリティ・バリュープライス」

iYellグループ 代表取締役社長兼CEO 窪田 光洋 氏
コロナ禍の今こそ住宅ローン選び最適化を推進したい

大和ハウス工業
本社住宅商品開発部 住宅商品戦略グループ 主任 太田洋介 氏
住宅事業推進部営業統括部 主任 佐藤文 氏
テレワークに対応した住まいを業界でいち早く提案

KUMINO BRICK 積み木感覚で組み合わせる耐火レンガ

コロナ禍を経て再注目の庭活用 おうち時間をもっと楽しく、快適に

連載

Agora 「ポストコロナ時代の住まいと暮らし」
三菱総合研究所 プラチナ社会センター 主席研究員 松田智生 氏
大東建託 賃貸未来研究所・AI-DXラボ 所長 宗健 氏

業界動向 日本合板工業組合連合会 
国産合板へのシフト、厚もの合板の普及に成功

エナジーゲートウェイ 電力データを活かせ![前編]
生活サービスの提供で新たな価値創造を

CLOSE UP

大東建託 モデル棟併設の賃貸住宅の展示場を都内でオープン
ポラスグループ・中央グリーン開発 東京23区内で5LDK分譲住宅を販売
益田建設 複数工務店と住宅のネット販売開始
ライフデザイン・カバヤ 若年層向けに企画型住宅をウェブ販売

FLASH

旭化成ホームズ 在宅ワークの浸透で夫も家事の担い手に
ミサワホーム 「南極観測隊」の帰国報告会をWEB開催
ポラスグループ 2020年3月期決算 売上高は過去最高の2256億円
エースホーム “新しい生活様式” を実現する新商品
(一財)日本建築センター 省エネ性能判定などに注力
パナソニック ライフソリューションズ社 電路事業、2030年に売上高を倍増へ
NITTO CERA トイレを通じた見守りサービスを開発

Channeling Data

ミサワホーム総合研究所 「新型コロナウイルス影響下における住まいの意識調査」
クラッソーネ 「アスベスト規制強化に関する解体工事業界の意識調査」
ノーリツ 「『外出自粛期間中の料理実態』に関する調査」
トラストバンク 「地方暮らしに関するアンケート」