YKK AP パネル化、工業化に適した窓開発へ
東北製造所で大型パネル試験製造開始
YKK APは、東北製造所(宮城県大崎市)に、大型パネルの製造設備を導入し、試験的な製造を開始した。在来軸組工法のパネル化、工業化に適した窓の開発を進める考えだ。
大型パネルとは、一般流通している柱や梁、耐力面材、断熱材、サッシ、金物、防水シートなどを一体化したもの。柱や梁といった構造材までもひとつのパネルに組み込むことで、躯体施工の部分をより高いレベルで工業化する。2018年4月に、大型パネルによる在来木造の工業化を推進するウッドステーションが発足。YKK APは、株主企業4社のうちの1社としてウッドステーションに出資した。同社は、樹脂窓の普及拡大を目指すが、窓は高性能化に伴い重量化する一方、大工不足、高齢化も進む中で、施工品質をどのように確保するのかがメーカーにとっても見逃すことができない課題となっている。「ウッドステーションに出資したのは、樹脂窓の販売拡大の選択肢を広げるため。大型パネルにより、大工不足を補い、住宅市場を活性化することができれば、窓事業にも大きなチャンスになる」(同社)。
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