LIXIL 金物、棚などのバリエーション拡充
多様化するインテリアニーズへの対応を加速
LIXILは室内ドアや床材を展開するインテリア建材「ラシッサ」シリーズで、金物や棚、階段などの商品バリエーションを拡充する。新色を追加するなどし、多様化するインテリアのニーズへの対応を加速させる。
インスタグラムなどのSNSの普及でインテリアのニーズの多様化が加速するなかで、LIXILではそのニーズに対応した商品ラインナップの充実を急ぐ方針だ。
具体的には室内ドアや床材を展開するインテリア建材「ラシッサ」シリーズで、4月から金物や棚などの商品バリエーションを拡充。室内ドアや床材といった目立つものだけでなく、金物や棚といった一見目につきにくい細かなアイテムの商品力を強化することで空間コーディネートしやすくし、消費者の満足度向上を目指す。
「細部までこだわることで、既存の室内ドアや床材といった商品の魅力をさらに高めることができる」と、古島照生インテリア事業部長は話す。
特に、今回、商品力の向上を図ったものの一つが、室内ドアの金物だ。
ドアハンドルや丁番に、プレシャスホワイト色を追加。これにより、ホワイト色の室内ドアをオールホワイトでまとめたいというニーズに対応、より洗練された室内ドアを実現する。
棚のカラーバリエーションも強化した。木製棚板を従来の2色から17色に拡充。製棚板と組み合わせる棚柱も3色から選べるようにした。これにより、他の建具や家具と合わせた棚のカラー選びが可能になり、リビングなどの居住空間のトータルコーディネートがしやすくなっている。
ボックスタイプの階段の蹴込板のカラーバリエーションも強化、踏板とのツートンコーディネートなど好みに合わせた空間演出が可能だ。また、蹴込板に市販のインテリアシートをDIYで貼って楽しめるようにし、多様なニーズに対応している。
ICの荒井詩万氏とコラボ
空間デザインの実例示す
また、「ラシッサ」シリーズの商品バリエーション拡充に伴い、インテリアコーディネーターの荒井詩万氏とコラボした提案も実施。荒井氏が、今のインテリアのトレンドも取り入れながら「ラシッサ」の新商品を使った4つの空間デザイン提案を行う。室内ドア、床材から家具や小物までトータルでコーディネートした空間提案の実例を示す。
2月から全国17か所のLIXILショールームで工務店を対象にセミナーを実施。荒井氏を伴いコラボした4つの空間デザインの紹介を通じ、「ラシッサ」シリーズのプロモーションを行う。
LIXILは今回の「ラシッサ」シリーズの商品ラインナップ拡充により、インテリア建材の売り上げを2018年度実績の600億円よりさらに高めていきたい考えだ。
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