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2020.1.15

(一社)優良ストック住宅推進協議会 認知度向上に向けブランド戦略展開

スムストック認定住宅の流通促進へ

住宅メーカー10社の大切にされた住まいを、責任を持って次のご家族へ。中古住宅を変えるスムストック。いい家は続く——。住生活月間の2019年10月、こんなナレーションが流れるテレビCMが東京・大阪・名古屋の3エリアで放映された。手掛けたのは(一社)優良ストック住宅推進協議会。「認知度向上のために取組んだ。現在、効果は検証中だが肌感覚としてはまずまず」と島津明良事務局長は手ごたえをつかむ。このCMの見せ場は、協議会に加盟する10社の名前が連なるところに。各社が力を携え、スムストック認定住宅の流通を広げようというメッセージを込めた。

「スムストック」とは、優良ストック住宅推進協議会、会員各社がこれまで供給してきた建物のうち、①住宅履歴データベースの保有②50年以上のメンテナンスプログラムがあり、計画通りの点検・修繕を実施している③新耐震基準レベルの耐震性の保持——を満たす住宅。既存住宅の流通を促進しようと、2008年度から始まった。スムストック認定住宅の成約累計数は2018年度で初めて1万棟を突破した。もっともスムストックで仲介した物件数は18年度実績で見ると、加盟10社の流通捕捉率は約15%。中期計画目標では20%の捕捉率を掲げており、そのためには知名度の向上が必須となっている。

今回のテレビCMは既存住宅の購入者に向けたブランド戦略の一環だ。一方、住宅を売る側のオーナーへは別の方法でアプローチする。その柱となるのが、地域交流会で取組むオーナーズイベントだ。

各地域のスムストック住宅を販売する資格保有者「スムストック住宅販売士」で構成する地域交流会で、住宅オーナーに興味を持ってもらえるようなイベントを独自に企画。11月に愛知県名古屋で行われたイベントでは、社会人落語家「参遊亭 英遊(さんゆうてい えいゆう)」の名で、公認会計士・税理士の石倉英樹さんが「終活落語」をテーマに講演。島津事務局長は「住宅オーナーにスムストックの存在を知ってもらうために行っており、人気のイベントのとなっている」と話す。また、オーナーズイベントを開催することで、もともとはそれぞれ異なる住宅会社に属するスムストック住宅販売士同士が情報交換をするなど、一体感も生まれだしている。

スムストック認定住宅の流通を住宅ローンからもバックアップしようと、今年、同協議会は(独)住宅金融支援機構と業務提携に乗り出した。通常、既存住宅でフラット35を利用する場合、契約を決めてから適合証明機関による物件検査が必要になる。今回の提携により、10月から、スムストック住宅販売士による査定時点検に合格した証明「スムストック住宅基準適合点検シート」があれば、「適合証明書」なしで、フラット35が利用できるようになった。購入者の負担を軽減した。

テレビCMは年明けも放送される予定だ。「スムストックの価値を伝える新たな統一メッセージを発信し、認知度を高め、流通を広げていければ」と島津事務局長は強調する。

イベント告知をするちらしデザインにも多くの工夫がされている

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ハウジング・トリビューンVol.640(2022年8・9号)

特集:

ハウジング・トリビューンは、住宅事業者の商品開発担当者などを対象に、今後の住宅商品開発の方向性を探るアンケート調査を実施した。

「省エネ」、「再生可能エネルギー活用」、「木材利用」、「リサイクル」、「蓄エネ」、「防災・減災」、「温熱環境」、「空気環境」、「在宅ワーク」、「非接触」、「IoT・IT」、「家事支援」、「高齢者対応」、「子育て支援」、「リフォーム対応」、「長寿命化」、「高意匠」、「省施工」、「DIY」、「その他」という19項目の中から、商品開発を進めていく上で注力したいテーマを3つ選択してもらった。

また、その中でも特に注力したいテーマと、なぜそのテーマを選択したのか理由を聞いた。
アンケート結果から、あるべき未来の住宅像が浮き彫りになった。

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