古くて新しいテーマ“睡眠”

「西川 睡眠白書2019~日本人の睡眠調査~」によると、日本人の50.1%が「不眠症の疑いあり」だという。特に20代・30代での割合が高い。また、睡眠の質についても、「満足している」との回答は31.8%とわずか3割台にとどまっており、こちらも30代の「不満」の割合が高くなっている。いずれも2018年調査より悪化しているのが特徴だ。同白書では「加齢に伴うホルモンバランスの変化により睡眠時間が短くなったり睡眠が浅くなることは知られているが、それよりも働き盛りの睡眠の質の悪化が大きな問題なのではないかと危惧される」としている。

住宅業界では、以前より「睡眠」に対する取り組みが行われていた。暮らしの器において実現されるべき大きなテーマの一つとして「睡眠」が意識されてきたのである。


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