水と向き合う

近年、災害対応の新たなキーワードとして“水”がクローズアップされている。

毎年、梅雨から秋にかけて梅雨前線や台風、ゲリラ豪雨による被害が多発し、甚大な被害を及ぼす。

国土交通省の資料によると、年平均の短時間強雨発生回数は、1976〜1985年の174回から、2009〜2018年は239回と約1.4倍に増えている。地震に比べて発生頻度が高く、ある程度事前に予測が可能であるにも関わらず、毎年のように大きな被害が発生する。

こうした自然現象に対し、住宅は十分に対応できているのだろうか。例えば、開口部メーカーは水密性能を高めた窓や、防風雨対策の性能を高めたシャッターを開発、発売し始めている。


この記事は会員限定記事です。
無料会員になると続きをお読みいただけます。

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。