【お知らせ】 ハウジング・トリビューンVol.633(2022年1号)好評発売中です。【お知らせ】現在、創樹社では編集・制作・記者を募集しています。https://www.sohjusha.co.jp/

2019.10.9

ミサワホーム、AI型チャットボット使ったサービス開始

メンテナンスへの質問に的確に回答

ミサワホームは、住宅オーナーのメンテナンスに関する問合せに自動で情報を提供するAI 型チャットボット「チャチャットサン」を開発し、サービスの提供を始めた。


チャットボットとは、対話形式で顧客対応を行うもの。既に不動産会社が運営する不動産情報サイトで、物件の探し方などで導入されているが、メンテナンスに対応するシステムとしては業界初という。同社としても初めてAI を活用したサービスとなる。

同社は、入居後も快適に住み続けてもらうために、これまで住まいの手入れやメンテナンス方法の情報をオーナー向けWebサイト「ミサワオーナーズクラブ」で幅広く紹介してきた。また、メンテナンス商品の購入や工事の依頼などを行う場合には、ライフサポートサービスサイト「らいさぽWeb」より直接行うことができる。

今回、同社が開発した「チャチャットサン」は、同社に過去に寄せられた様々な問合せ内容を学習しているほか、自然言語処理や故障判定などの能力も習得する。オーナーが行った質問に対して、「チャチャットサン」が内容を分析し、情報が不足している場合には自ら追加の質問を行うことで、自然な会話形式の中で、「ミサワオーナーズクラブ」内の該当情報が掲載されているWeb ページまで案内する。

また、同サイト内の「らいさぽWeb」で、商品の注文や工事の依頼までを行うことができるため、効率的に情報の収集から工事の依頼までを行うことができる。さらにAI が、蓄積された閲覧履歴・メンテナンスデータから、手入れ・メンテナンスのおすすめの情報を適宜紹介することができるため、オーナーは住み続けるにあたっての情報を適時得ることが可能だ。

生産年齢人口が減少すると同時に、働き方改革が求められる中で、サービスの維持・向上は住宅メーカーすべてに共通する課題だ。そこで注目されているのが、チャットボットというわけだ。同社の今回の開発は、手入れ・メンテナンス専用のサービスだが、今後は建物の築年数、設備・仕様などの情報との連携強化を図り、リフォームや建替えなど住生活全般まで対応するサービスに拡大していく予定だ。

今回の「チャチャットサン」のサービスは、住宅の手入れに関する疑問に広く応えるため、オーナーだけでなく、一般のユーザーでも利用できるという。今後もAIを活用したサービスの企画・開発に積極的に取り組んでいく考えだ。

AI型チャットボット「チャチャットサン」での対応イメージ

住宅産業総合誌「ハウジング・トリビューン」は隔週金曜日発売。年間購読者には電子版News Report「Housing Tribune Weekly」を配信しています。

ハウジング・トリビューンVol.633(2022年1号)

特集:

閉塞感のその先へ

2022年の幕が上がった。
新型コロナウイルスの感染拡大は沈静化の様相を呈しているが、まだまだ予断は許さない。
脱炭素社会実現に向けた具体的な動きはいよいよ本格化する。
風水害をはじめとする自然災害対策は待ったなしだ。
社会環境の変化のなかで地方活性化の取り組みも活発化し始めている。
2022年は住宅産業のなかでどんなマーケットが拡大し、ビジネスチャンスとなるのか──。

目次を見る

関連記事

DXツールを使いこなす 業務改善からビジネスチャンスの創造へ

[Housing Tribune 特別動画セミナー] 収益アップにつながるツール活用術 

2022.1.13

KSK、AI活用で業務効率化を推進

幅広く使えるAI機能の開発に向けた提案を募集

2022.1.11

【2022年の“注目”住宅マーケット:規格型住宅】手間、コストをかけずに新提案

新提案を盛り込んだ規格型住宅が人気 手間をかけず、コストを抑え、合理的に