スリーエム ジャパン、建築パネル用両面テープを開発

接着剤不要で十分な強度を発揮


スリーエム ジャパンは、「3M VHBテープ Y-4800-12建築パネル仕上げ用」を発売した。

ビスや接着剤の代わりに自動車のエンブレムやスマートフォンのガラスパネルの固定などに使用される「3M VHBテープ」の技術により、被着体が多岐にわたる建築パネルの施工を、日本で初めて両面テープだけで可能にする。

建築パネルの取り付けには、十分な強度を出すために仮止め用の両面テープと接着剤を両方使用する施工方法が一般的。そのため接着剤の塗布、交換、液漏れ箇所の清掃など工程が多く、時間がかかることが課題になっていた。

独自開発の最新の粘着剤を使用した同商品は、接着剤なしでも建築内装材に使用される石膏ボードや、ケイ酸カルシウム板などの幅広い材質に対してJIS A5538相当の強度を発揮する。

また、従来の施工方法では安定した品質管理が難しかったが、同商品は決められた長さを貼るだけなことから施工管理が簡素化され、安定した施工品質の実現を可能にする。

同社の実証実験では、約100㎡の内装パネルの施工が、従来の2人で2日であったものが、1日に削減された。施工時間短縮による人件費と接着剤の管理経費の削減により、トータルコストも約15%以上低減する。

メーカー希望小売価格は、1000円(税抜き、サイズ:10mm×10m、色:白、厚み:1.2㎜)


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