アキュラホーム、地域工務店の掘り起こしさらに強化

日本一のホームビルダー集団構築へ


アキュラホームは地域工務店の掘り起こしを強化する。新たに年間30棟以上を目標とする工務店と連携する組織を発足。同社のブランド力などを生かしながら、「日本一のホームビルダー集団」(同社)を目指す。


地域工務店の連携では既に同社が主宰となりネットワーク化を進めるジャーブネットがある。現在の会員数は192 社。2018 年度の年間注文棟数は6045 棟で前年度比1%増。累計での棟数は14万棟を超え、1社当たりの平均棟数は10 年前に比べ10 棟多い24 棟に。同社は「多くの会員が地域優良ビルダーに成長している」と手ごたえを掴んでいる。

一方で、新設住宅着工戸数は今後減少トレンドが見込まれ、さらに住まい手の価値が多様になるなど、住宅業界全体が従来の紋切り型の住宅販売では対応できない状況になっている。同社によると、都道府県別棟数1位の住宅メーカーは2017年で17 社。この10 年で6割減っているという。この流れについて、同社は「地域のビルダーの躍進が大きくかかわっている」とみており、さらに地域工務店との連携を強めることで、この勢いを加速させたい考えだ。

今回、新たに立ち上げる組織は「スマートアライアンスビルダーメンバー(SABM)」(AB)。「日本一のホームビルダー集団」を目標に9月から本格的に始動。メンバーは、これまでジャーブネットに関わってこなかった工務店からも募る。ABに参加するためには「30棟・営業利益10%・自己資本比率40%」それぞれ上回る目標を掲げる高い志が必要となる。AB に参加することで、地域工務店は共通の商品戦略に加えて、ブランドや安心、独自性、地域性を生かした事業展開などが可能となり、これまでの一般的なFC などとは異なった活動ができるようになる。

AB に参加する工務店を日本一のホームビルダー集団に押し上げるため、ここでは宮沢主宰が経営の原理原則やアキュラシステム「令和バージョン」を伝えたり、多様性の時代に適応した商品や最新技術などの情報を共有したりする。さらに、工務店の成長を加速させたり、様々な挑戦を工務店に取組んでもらったりするためのバックアップを、同社は資金面からも行う。「(AB の活動は)8月からプレで始めるが、新年度で20 社のメンバーの参加を目指す」(宮沢俊哉社長)と強調する。AB の立ち上げは、同社の「日本一を目指すホームビルダーフォーラム」で公表。会場にはABを紹介するコーナーも設けられた。

展示ブースではABを紹介していた
記者会見であいさつする宮沢社長

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