2019.7.18

三協立山・三協アルミ社、ポップ&カラフルな インテリア建材を開発

コーディネーターとコラボして演出法を発信

室内ドア、引戸などのインテリア建材シリーズ、LiVERNO(リヴェルノ)を拡充し、ポップ&カラフルな色柄にこだわったLiVERNO301、302、303を追加した。人気のインテリアコーディネーターとコラボした新たなプロモーション手法を取り入れ、「これが使いたい」という指名買いを増やしていきたい考えだ。

三協立山 三協アルミ社のインテリア開発チームが、近年のインテリアトレンドを先取りして商品化したLiVERNO301、302、303は、同社史上、これまでにない〝攻めた〟商品に仕上がった。開発チームの一人、住宅商品企画課の吉野寿美枝主事は「インダストリアルテイストやヴィンテージテイストのように、木や黒を基調とした落ち着いた雰囲気のインテリアの人気が高い一方で、明るくて、わくわくするような色づかいの部屋が増えている。インテリアに対する感度が高いユーザーに響くような商品を、既成概念に捉われず、自由な発想で開発したかった」と話す。

LiVERNO301は、程よく使い込んだ多彩なパイン材をブロック状に組み合わせた業界初の多色シートを採用した。カラフルなのに派手すぎない柔らかな表情が生活空間を彩る。「ハワイアンリゾートスタイル」や「ファミリーインダストリアル」など、おしゃれなインテリア空間を演出する。

LiVERNO302では、華やかな洗練されたピンクの色合いをレザー調に仕立てた。カラフルで楽しい雰囲気の「ポップスタイル」や「フェミニンスタイル」のインテリアテイストにマッチする。

LiVERNO303では、ミントグリーンの爽やかな色合いを柔らかなクロス調に仕立てた。ナチュラルな「カームリラックススタイル」や洗練された大人の空間「クールフレッシュスタイル」などと相性がいい。

また、LiVERNO301、302、303それぞれについて、同色の収納ユニットもラインナップ。室内ドア、引戸、クローゼットと合わせてインテリア空間のトータルコーディネートを楽しめるように配慮した。

LiVERNO301を使用した三宅さん考案のシンプルなインテリア空間。ヘリンボーン柄の室内ドアが空間のアクセントになっている
LiVERNO303を使用した三宅さん考案のインテリア空間。ミントグリーンの室内ドア、引戸がシックな空間になじむ。大きなドット柄の壁紙も遊び心を感じさせる

コーディネーターも納得
斬新な演出事例とともに発信

LiVERNO301、302、303は、強い個性を持つだけに、使う人の発想や、コーディネートの技術によって、空間演出の可能性は大きく広がる。そこで、同社は、人気のインテリアコーディネーター、三宅利佳さんとコラボレーションした新しいプロモーション手法を取り入れ、販売拡大を目指す。三宅さんがLiVERNO301、302、303から得たひらめきをもとに、それぞれコーディネートしたインテリア空間をCGで再現し、これらをパンフレットや、専用サイトなどで活用、発信する。

同社のインテリア建材課の市山弥左子主任は、「インテリアを発信するSNSなどを見ると、多種多様なコーディネート方法があると驚かされる。メーカーとして、おすすめのコーディネートを発信するよりも、三宅さんの力を借りて、自由な発想でコーディネートしてもらうことで、私たちが思いもよらない斬新でわくわくする使い方が出てくるのではないかと考えた」と話す。その結果は予想以上のものだった。

例えば、ピーチレザーのLiVERNO302を使用してコーディネートしたロックな空間。三宅さんのコメントはこうだ。「302のドアを見つけて、なんてかわいい色、ドアと一目ぼれした。ドアから始まるコーディネートがある。ピンクには何を合わせたらいいのか。白で女の子っぽく?グレーで大人っぽく? No!No!No!。バービーボーイズのコンタと杏子のように。ビートルズのジョンとポールのように。ツートップで行きたいからピンクとブルー!」。そんな想いがあふれるインテリア空間が完成した。こうしたインテリア空間がユーザーの心に響けば、「この商品が欲しい」という指名買いにもつながるだろう。

また、同社では、三宅さんがこだわったインテリア空間のコーディネートのポイントなども発信していく計画だ。

同社は、8月から全国5会場で、インテリアコーディネーターを対象に、最新のインテリアトレンドを発信するセミナーを開催する。この中で、三宅さんとコラボしたパンフレットなどを活用して、LiVERNO301、302、303もアピールする。「エンドユーザーとの橋渡し役であるインテリアコーディネーターに、もっとLiVERNO301、302、303のような商品があることを認知してもらい、自由に活用いただきたい。今後さらに、LiVERNO301、302、303に続く商品開発も検討している。エンドユーザーが求めているものを具現化していきたい」(インテリア商品開発課・釣谷隆文課長)。

LiVERNO302を使用した三宅さん考案のロックなインテリア空間。ピンクと青のコントラストが目を引く。女性だけでなく、男性からも支持を集めそうだ
LiVERNO301、302、303を開発したインテリア開発チーム(一番左がインテリア建材課の杉本将寿課長、左から3人目から、インテリア建材課の市山弥左子主任、住宅商品企画課の吉野寿美枝主事、インテリア商品開発課の釣谷隆文課長)とインテリアコーディネーターの三宅利佳さん(左から2人目)

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