2019.7.12

トーソー、幅広いインテリアにマッチする装飾レール

ブラケットスルー機構でワイドサッシにも対応

幅広いインテリアにマッチするカーテンレール、「ヴィンクス22」を発売した。近年、普及が進むワイドサッシにも合わせやすく、人気のインテリアや、サッシの大開口化に対応した新商品として販売を強化する。


木目とアイアン調パーツを合わせたヴィンテージミックステイストのカーテンレール、ヴィンクス22 を発売した。家具や建材によく使用されるオーク、チェリー、ウォールナットの3色に加えて、ホワイトグレインの計4色の木目調ポールをラインナップ。また、ポールキャップや、ブラケットなどのパーツについても、人気のインダスリアルデザインなどに馴染むように金属鋳物調に仕上げた。16 通りの木調ポールやパーツの組み合わせが可能で、ブルックリンテイストからラスティックな空間まで、幅広いインテリアテイストにマッチする。

近年、リビングなどにワイドサッシを設置し、開放感を高めた空間を創出したいというニーズが高まっていることにも対応。カーテンレールのブラケットの取付け位置に関わらず、ブラケットをスルーしてカーテンを操作できるC 型のリング形状をしたブラケットスルー機構を搭載した。

ワイドサッシの採用により、小壁が小さくなりカーテンレールが設置しづらくなることなどにも配慮して、壁付けタイプのブラケットに加えて、天井付けタイプのブラケットも用意した。

さらに、ヴィンクス22 のカーテンレールと併用する棚板、ヴィンクスシェルフも新しい試みとして設定した。これまでデッドスペースであったカーテンレール上空間をインテリアスペースとして有効活用できる。棚板には、ブラケットピッチ間で重量5kgのものを載せることが可能。立てかけに便利な溝形状、載せたものの転落を抑制する立ち上がり形状を施し、安全性にも配慮した。

カーテンレール、ヴィンクス22と併用する新発想の棚板、ヴィンクスシェルフ。カーテンレールの上をインテリアスペースとして有効活用できる
ハイサッシや、カーテンレールの取り付けが難しい場所にも対応する天井埋め込みタイプのシエロライン。ウェーブカーテンとの併用で、より窓まわりをすっきり演出できる

シンプルなインテリアになじむカーテンレールも

ワイドサッシと組み合わせて、インテリアをできるだけシンプルにしたいというニーズも高まっている。こうしたニーズに対応してカーテンレールとして「シエロシリーズ」も発売した。

天井に埋め込むタイプの「シエロライン」、「天井になじむ」を追求した「シエロクラウド」、コンパクトさを追求した「シエロミニ」を用意。レールの塗装や、ランナーの透明度などについても、より天井と一体化し、目立たないように、細部にまでこだわった。「シエロラインについては、石膏ボードの厚みに合わせて、高さ9.5mm、12.5mmのレールを用意した。カーテンレールが存在しないかのような究極のノイズレスデザインを実現できる」(同社)。