オムロン ソーシアルソリューションズ、ソーシャルオートメーションで地方都市のスマート化を支援
舞鶴市と連携協定締結
オムロン ソーシアルソリューションズ(以下、OSS)は、京都府舞鶴市と包括連携協定を締結し、地方都市のスマート化を実現していく。
オムロンの子会社であるOSSは、1964年に世界初の電子式自動感応信号機を開発するなど、独自のオートメーション技術により、世界初、日本初の社会システムを世の中に送り出してきた。こうしたソーシャルオートメーション事業で培ってきたノウハウを活かして、地方都市のスマート化を支援する事業を展開しようとしている。
現在国ではSociety5.0の実現を推し進めようとしている。Society5.0とは、IoT、ロボット、AI、ビッグデータなどを活用してイノベーションを創出し、社会的課題を解決していこうというもの。OSSでは、このSociety5.0の実現へ向けて、地方都市によるスマートタウン化を支援していきたい考えだ。
「便利な田舎暮らし」を実現
OSSでは、今年4月に京都府舞鶴市と2030年を見据えた社会的課題解決のための包括連携協定を締結した。舞鶴市とOSSでは、2018年10月から、舞鶴市が抱えている課題を抽出し、今後、目指すべき方向性などを検討してきた。そのなかで、AIやIoTなどを活用することでゆとりを生み出しながら、自然環境や歴史・文化を活かした「便利な田舎暮らし」を実現する必要があるという結論に至ったという。
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