大東建託、ビス留めロボットの現場試行スタート
3Dカメラの“目”で場所を正確に捕捉
大東建託は、ビス留めロボットの現場試行を始めた。移動させやすいように、ロボットを分割できるのが特徴だ。建築現場では大工職人の不足への対応が喫緊の課題。同社は今後、十数カ所で現場試行を行いながら改良を重ね、2020年12月の実用化を目指す。

さいたま市で建築する賃貸アパートで、ビス留めロボット「D-AVIS(デービス)」を試行導入した。ロボットに装着された3Dカメラが石膏ボードに打ち込むビスの場所を確認すると、ロボットアームがその場所に自動的に移動し、等間隔にビスを打ち込むという流れだ。
試行導入した現場では、38ボードと呼ばれる900mm×2220mmの石膏ボードを用意し、まずは高さ半分の範囲で作業を開始。ロボットの高さは180cmぐらいあり、人の頭部のような部分がスムーズに動きながら、ビス打ちする場所を正確に探し当てる。床はコンクリートのまま整備されておらず、でこぼこの状態。そこで効果を発揮するのがロボットに搭載された3Dカメラだ。
住まいの最新ニュース
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
イベント
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
アキレス・パラマウント硝子工業 断熱等級7の家の秋冬の住み心地の報告会をウェビナーで開催
2025.04.01
-
アンドパッド 建設業の第一線で活躍する女性たちによる特別座談会を開催
2025.03.25
-
硝子繊維協会 特別セミナーで最新の省エネ住宅トレンドを紹介
2025.03.05