民間建築にも木材活用の波を

2010年10月に施行された公共建築物等木材利用促進法(木促法)を一つのきっかけに、公共建築の木造化、木質化が進む。

農林水産省と国土交通省がまとめたデータによると、2017年度に国が整備した公共建築のうち、3階建て以下の低層物件の木造化率が63.0%となり初めて60%を超えた。木促法の施行からあと半年で10年を迎えようとするなかで、公共建築においては、着実に木材活用が根付いてきているといえるだろう。


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