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2019.4.3

エコワークス、地域ビルダーとしてSDGsへの取り組みを宣言

SBT・RE100の取り組みも推進

エコワークス(福岡県福岡市、小山貴史社長)は、地域ビルダーとして、いち早くSDGsへの取り組みを宣言した。また、SBT(Science Based Targets)・RE100の取り組みも開始している。

SDGsは、2015年9月に開催された国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標。

とくに国際的な事業を行う企業にとっては、ESG投資(企業における環境、社会問題、企業統治を重視する投資手法)といった観点でもSDGsへ取り組むことが強く求められており、事業活動に大きな影響を及ぼす要素になっている。

こうしたなか、エコワークスでは、(一財)日本建築センターがまとめた「建築産業にとってのSDGs/持続可能な開発目標」に基づき、SDGsへの取り組みを進めていくことを宣言した。

エコワークスのような地域ビルダーにとっては、世界的な投資市場から資金調達を行う必要性は少ない。それでもSDGsへ取り組む理由について小山社長は、「我々は未来の世代に対して、今の地球環境を残していくため、持続可能な事業を行う責任をもっている」と語る。

また、「SDGsで定められた17のゴールと169のターゲットに基づき、事業活動を見直すことで、今後の進むべき方向性が明確になる。さらに、事業活動の社会的な意味をはっきりさせることで、社員のモチベーションを高めることにもつながる」と指摘する。

ホームページなどを通じてSDGsへの取り組みを紹介

目標を定量的に設定
これから取り組む中小企業の参考に

エコワークスでは、ホームページなどでSDGsの17のゴールに応じた事業活動と将来的な目標を発信している。将来的な目標については、漠然とした目標ではなく、出来るだけ定量的な目標を設定するように心がけたという。

一方で、環境省が行う「脱炭素経営による企業価値向上促進プログラム」中小企業版2℃目標(SBT)・RE100の設定支援事業を受けて、中長期の温室効果ガス排出目標も設定した。SBTとは、世界の平均気温の上昇を「2℃未満」に抑えるために、企業に対して科学的な知見に基づいた削減目標を設定することを求めるイニシアチブ。RE100は、事業活動で使用するエネルギーを全て再生可能エネルギーで賄おうというものだ。こうした取り組みを通じて、これからSDGsやSBT、RE100に取り組む中小企業の参考になればと考えているという。

SDGsの17のゴールを見ていくと、地域ビルダーだからこそできる取り組みが高く評価される可能性がある要素も多い。それだけに、SDGsへの取り組みを通じて、地域ビルダーが自社の事業活動を整理し、その内容を広く発信することで、地域での信頼を獲得することにつながりそうだ。

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特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

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