2019.4.11

NPO法人日本健康住宅協会 高性能化する住宅で健やかに暮らす

住まい方で、健康長寿の実現を目指す

高性能化する住宅を背景に、NPO法人日本健康住宅協会の活動に注目が集まっている。住宅・建設をはじめ建材、エネルギー、薬剤など幅広い業界からの知見を集積。同協会がコンセプトとして掲げる“健やかな住まい方”の具現化に取り組む。

数度の省エネ基準の改正など年々高性能化が進む我が国の住宅。部屋の寒暖差が少ないと血圧が安定するなど、人が健康に暮らすために、住宅も関係することが様々な・調査・研究を通じて分かってきた。一方で、シックハウス症候群や化学物質過敏症など、住宅が関わる問題が全て解決した訳ではない。高性能化しても住環境で人が受けるダメージもある。今後さらに住宅性能が高まれば、新たな課題が見つかることも十分予想される。

人の健康に関わるだけに、様々な問題を発生させないことが、まず重要となる。しかし、それぞれの企業や業界だけでの取り組みでは、おのずと限界もある。そこで、いま注目されているのが、住まい手目線で安心する暮らしを考えるNPO法人日本健康住宅協会だ。

日本健康住宅協会は、住宅・建設と住設機器、エネルギー、計測・診断、薬剤、教育の多種多様な分野の企業が参加する特定非営利活動法人(NPO法人)。

2019年3月現在で正会員31社、賛助会員16社・団体などが加入している。


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