ハウジング・トリビューン vol.569 (2018年23・24号)

2018年 住宅産業重大ニュース

  


変革のなかに新時代の萌芽をみる

2018年も間もなく終わろうとしている。
記録的な豪雪で幕をあけ、梅雨から夏にかけて台風や豪雨による災害が続き、巨大な地震も相次いだ。
10%への消費税増税が決まるなかで駆け込み需要の発生が懸念され、国の支援策に注目が集まっている。
CO2排出量削減という国の大きな目標達成に向けZEHへの支援が拡大し、住宅産業界でも対応が進む。

一方で、太陽光発電のFIT切れを踏まえ、売電から自家消費へという提案が始まった。
住宅市場の動きとしては「安心R住宅」がスタートし中古流通市場の環境整備が進み、大手住宅メーカーで一次取得者を狙いとする木造分譲住宅の提案が活発化した。
在来木造住宅のプレハブ化などあらためて住宅建築システムの合理化が脚光を集め、中大規模木造の技術開発も進化を続ける。
IoTだけでなくAIの導入が住宅の姿を大きく変えようとしている。

新たな市場創出という点からは、民泊新法が施行され同市場への新規参入が相次ぐ。
大きな課題である空き家活用で新たなビジネスモデルの構築が進み、職人不足にキャリアアップシステムなどの対策が加速した。
2019年は、こうしたさまざまな動きが混然一体となり新しい住宅産業の姿へと収斂していく、そんな一年となりそうだ。

目次

HTʼS EYES

"気候変動"にどのように向き合うのか
道の駅からマチの駅へ

2018年 住宅産業重大ニュース
変革のなかに新時代の萌芽をみる

01・地震、台風、豪雪など自然災害が多発
02・2019年10月の消費税増税が決定
03・「安心R住宅」がスタート
04・ZEH支援が大幅拡充
05・太陽光発電の自家消費が進む
06・大手住宅メーカーで木造分譲が活発化
07・中大規模木造が建てやすくなった
08・空き家活用を国、自治体が後押し
09・キャリアアップシステムの構築など
10・住宅へのIoT・AIの導入が進む
11・民泊市場に新規参入が相次ぐ
12・あらためて脚光を集める建築の合理化

TOPICS&NEWS

国交省、省エネ対策の報告書案を作成
ZEH供給は拡大も目標達成率が7割に減少
中部電力とイオン、2019年以降の太陽光買取で新サービス
国交省、長期優良住宅の制度見直しを開始

スマカチだより スマカチ総研が11月セミナーを開催

危険な塀をゼロに 注目度増す塀マーケット
施工性、意匠性など、安全性+αの提案も活発化

ダイテック「工務店クラウドEX」 柴木材店がクラウド型の管理システムを導入

CLOSE UP

スノーピーク アーバンアウトドア事業で「野遊びできる家」を提案

PICK UP

日新製鋼 スレート屋根形状の金属屋根材を開発

INTERVIEW

(一社)JBN・全国工務店協会 大野年司 会長 「働く人達も活き活きとした 地域に必要とされる工務店に」

トクラス 代表取締役社長 佐々木良 氏「社名変更から5年、新たなスタート 普及価格製品を強化」

連載

金丸レポート 【田舎再生の現場から】 case2. 千葉県山武市その②

ヒートショック予防に貢献する機能を搭載
浴室・脱衣室の安全性を高める住宅設備機器

FLASH

ポラスグループ ポラテック 木造ゼネコンに向けて受注実績が着実に伸長
BEフォーム 米国発の高品質な現場発泡断熱材を日本に
ウィズガーデン エクステリアデザインの大会で最優秀賞
薄層屋上緑化技術協会 「第9回屋上緑化講習会」を開催
ナスタ 屋内で荷物が受け取れる宅配ボックスを発売
日本カーペット工業組合 業界の基盤強化に注力

Channeling Data

住宅金融支援機構「2018年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用予定者編】(第1回)」
消費者庁「冬季に多発する入浴中の事故にご注意ください!」

住まいの最新ニュース