ハウジング・トリビューン Vol.567 (2018年21号)
断熱材メーカーの勝ち残り戦略
求められる高性能化、職人不足への対応
住まいの省エネ化ニーズの高まり、職人不足などを背景に、断熱材市場の勢力図が近年大きく変わってきている。
(独)住宅金融支援機構がまとめた「【フラット35】住宅仕様実態調査(平成29年度)」によると、壁の断熱材については、硬質ウレタンフォーム断熱材(現場発泡断熱材)が、省施工や高気密化などに寄与する点が支持され、5年前の前回調査に比べて大幅にシェアを伸ばした。
一方で、それに押される形でグラスウール断熱材がシェアを落とした。
激変する市場環境の中で、断熱材メーカー各社は、どのような戦略で勝ち残りを目指そうとしているのか。
最新の動向から断熱材市場の近未来を予測する。
目次
HTʼS EYES
北海道の最先端住宅を見て
成熟社会で求められる付加価値
断熱材メーカーの勝ち残り戦略
求められる高性能化、職人不足への対応
TOPICS&NEWS
国交省、省エネ基準の適合対象拡大を検討
パナソニック、住宅IoT「HomeX」を本格始動
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プランターにIoT技術を搭載
INTERVIEW
YKK AP 吉田忠裕 取締役
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コンパクトキッチンの進化 小さくても意匠性や使い勝手を実現
CLOSE UP
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(一社)プレハブ建築協会
ZEHの供給率は37%と1割増 強化外皮基準を満たす住宅も半数に
連載
新・住まい学 「所有者不明土地問題と住まい」【前編】
東京財団政策研究所研究員兼政策オフィサー 吉原祥子 氏
エコハウスで社会の変化を乗り越える 建築家 竹内昌義 氏
金丸レポート 「田舎再生の現場から」case2. 食環境ジャーナリスト 金丸弘美 氏
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蓄電池やIoT制御機器にAI搭載が加速
豊富なプラン・パーツの組み合わせがストレスのない収納をつくる
デコス セルロースファイバーの容積比熱による優位性を検証
FLASH
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アトムリビンテック ソフトクローズ関連商品を拡充
Channeling Data
オウチーノ「消費税10%引き上げが住宅購入意識に与える影響に関する調査」
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