⽂化シヤッター 電動窓シャッター⽤システムの機能拡充
外出先でもスマホによる開閉が可能に
⽂化シヤッターは、電動窓シャッター⽤の制御システム「セレコネクト」の機能を拡充、「セレコネクト2」として提供を開始した。機能の拡充でスマートスピーカーとの連動や、外出先でのスマートフォンによる開閉操作が可能になる。セレコネクト2対応製品で今年度1億円の販売を⽬指す。
⽂化シヤッターは、スマートフォンでの電動窓シャッターの操作を可能にするワイヤレス制御システム「セレコネクト」の機能を拡充、「セレコネクト2」として提供を開始した。
セレコネクト2は同社の電動窓シャッター「マドマスター・スマートタイプ」に搭載されているシステム。「専⽤クラウドサーバー」の開発により、スマートフォンの専⽤アプリケーションで住宅内だけでなく住宅の外でも窓シャッターの開閉ができるようになった。専⽤のアプリでは1台ごとだけでなく複数台の窓シャッターも⼀括で操作できるうえ、窓シャッターの開閉状態も確認可能。外出時に天候が悪化した場合でも、外出先からスマートフォンで窓シャッターの状態を確認し、簡単に閉めることができる。
専⽤アプリには窓シャッター1台ごとに開閉時刻が設定できる「おこのみタイマー」を搭載している。⽇の出や⽇の⼊りにあわせて窓シャッターが⾃動開閉する「おひさまタイマー」を使えば、朝は⾃然光で⽬覚めることができるなど、窓シャッターが快適な暮らしをサポートする。
⽶Amazon社が提供する⾳声サービス「AmazonAlexa」にも対応している。同社のスマートスピーカー「Amazon Echo」やAlexa搭載のデバイスを別途購⼊すれば、声でシャッターを操作できる。忙しい時間帯でも「アレクサ、セレコネクトでリビングのシャッターを開けて」などと話しかけるだけで⾃動で窓シャッターが開けられる。
⼿動の窓シャッターも電動化で⽇々の開閉を楽に
すでに⼿動タイプの窓シャッターを使っている住宅では、電動化キット「オートマンミニ2」によって電動タイプに切り替えることでセレコネクト2の機能を使える。
オートマンミニ2は、⼿動タイプの窓シャッターを残したまま巻取シャフトを交換するだけで電動タイプに切り替えることができるというもの。巻取シャフトを交換するだけで済むため、短時間で施⼯可能だ。
2018年度は窓シャッター全体での販売⽬標55億円のうち、セレコネクト2対応製品で1億円を⽬指す。商品開発部の奥正治開発企画部⻑は「セレコネクト2なら電動窓シャッターを遠隔で開閉できるため、⻑期の旅⾏などで在宅感が演出でき犯罪の抑⽌にもつながる。提案を強化する」と話す。加えて、住宅の窓シャッターや⾬⼾のリフォーム需要を⾒据え、さらなる製品開発を進めていく考えだ。
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