三和シヤッター工業「威風動々」
アルミパネルがつくる意匠性の高いガレージドア
三和シヤッター工業は提供しているアルミフラットガレージドア「威風動々(いふうどうどう)」に木目調4色を追加、提案を強化している。オーバースライダータイプを採用したアルミパネルは住宅と調和するシンプルなデザインで意匠性を確保しつつも、スピーディーな開閉を実現している。障害物検知装置やパネル連結部の指はさみを防止する構造など、安全面にも配慮した。高価格帯商品でありながら売り上げは好調に推移している。今後は設計事務所などへの提案を行い初年度の売り上げ4億円を目指す。
住宅の外観と調和するフラットなアルミパネル
威風動々はオーバースライダータイプのガレージドア。オーバースライダータイプは巻き取らずにドアパネルを天井に沿って収納する構造で、開閉する際にパネルどうしが接触しないためパネルに傷が付きにくいのが特長だ。アルミパネルの美しいデザインを長期間維持できる。また、巻き取りタイプと比べパネル一枚一枚の幅を広くとれるため、フラットなデザインが実現できる。
パネルカラーにはこれまであったステンカラーやウォールナットなどの3色に加えて、6月より新たに木目調4色を追加した。なかでも柾目・板目・縮杢を組み合わせた寄木のデザインがベースのオーシャンナットは人気のカラーのひとつ。色の濃淡や木目柄が高級感を醸し出す。
安全性を確保しつつ静かでスピーディーな開閉を実現
デザイン性に加えて高い機能性も確保している。
威風動々は、同社の電動シャッターの約3倍以上の速さで開閉する。開口高さ2.5mのガレージなら約10秒で開放、15秒で閉鎖するため、開閉時のストレスを大幅に軽減する。ウレタンローラーの使用により開閉音も58dBという静かさを実現した。また、取り付けは天井部で最小25cm、両サイドでそれぞれ11cmと省スペースで納めることができるため、開口を広くとることが可能だ。
安全面にも配慮して障害物検知装置を標準装備にしている。床面から15cmと50cmの高さに設置された光電センサが障害物によってさえぎられると、ガレージドアが自動的に反転上昇し停止する。また万が一、ガレージドアが閉鎖中に障害物と接触した場合にも一定の負荷がかかった後、自動的に反転上昇し停止する。二重の装置で安全を守る。さらにパネルの連結部分は指が挟まれないよう隙間を極力なくした構造を採用している。人が触れるおそれのあるシャフトやレールなどはカバーで覆うことで、安全性をとともに意匠性も確保した。
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