新宿ショールームを大幅リニューアルした。空間展示を強化し製品単体だけでなく暮らし方の提案も進め、販売を伸ばしたい考えだ。

新宿ショールームの大規模リニューアルを行った。大建工業は創業以来、木質資源の有効利用などエコ素材の開発・製造に積極的に取り組んでおり、これまでにも機能性の高い自社開発素材を活かした建材などを多数提供している。そのなかで、同社は製品の特長を紹介、より知ってもらう場としてショールームでの提案に力を入れている。

新宿ショールームはTOTO・DAIKEN・YKKAP(TDY)3社の製品をワンストップで確認できる場として、2012年にオープンした。一般ユーザーを中心に毎月約1900組が来場する。

オープン以来はじめての大規模リニューアルは空間展示を増やし暮らし方まで提案することが目的。「お客様のQuality of Life(生活の質)の向上」をテーマに、壁材をはじめ床や天井、ドアなどの同社製品に加えてTOTOやYKK APの製品を効果的に配置した。

キッズスペースを含めた8つの空間のなかには、TOTOのキッチンを使用したキッチン空間や洗面空間なども用意。食器や衣類など小物も設置することでユーザーの実生活に近い空間をつくっている。

また、製品の機能や性能を体感できるコーナーも設置した。吸音天井材と通常の天井材の音の響き方を比べることで性能の高さを実感できるようにするなど、ショールームならではの価値を提供する。

ショールームのエントランスは同社の床や壁材など最新の製品情報を伝える場として改装した。TOTOやYKK APのショールームに訪れた人も気軽に入ることができるよう、開放感のあるつくりになっている。

新しくなったショールームではTOTOやYKK APの製品を効果的に配置した8つの空間を展示

グラビオエッジも8つの空間展示のなかで使用することで、具体的なイメージを来場者に見せる

新製品も展示 暮らしのイメージを見せる

リニューアルしたショールームには6月より販売を開始した深彫調不燃壁材「GRAVIO EDGE(グラビオエッジ)」も展示した。グラビオエッジは同社の独自素材である「ダイライト」に深彫調のエンボス加工と特殊多彩塗料を施した製品。砂岩や流れ石をモチーフにした柄など全4柄6色をラインナップ。グラビオエッジを使った空間を展示し同商品を使う具体的なイメージを来場者に見せる。

国内営業企画部新宿ショールーム館長の浅井幸孝氏は「空間展示を通して暮らしをイメージしてもらうことで、販売増加に繋げていく」と意欲を見せる。エンドユーザーに対してショールームで空間を見せることで商品の使い方や使ったときのイメージを訴求、販売増加に結び付ける考えだ。