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住宅分野にもサブスクリプションサービスの波 定額で好みの家具・家電を利用可能に

ミレニアル世代への付加価値で導入広がるか!?

定額で利用し放題という「サブスクリプション方式」を採用したサービスが、住宅業界にも押し寄せてきている。定額で好みの家具や家電、インテリア用品などを利用できるサービスを導入する住宅が登場。今後、ミレニアル世代への付加価値として賃貸や分譲に導入する動きが広がる可能性がある。

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利用した期間に応じて料金を支払う「サブスクリプション方式」を採用したサービス(以下、サブスクリプションサービス)が注目を集めている。これまで、携帯電話やネット、ソフトウェアなどの利用形態として使われることが多かった。だが、近年、音楽や動画、漫画、飲食、飛行機などさまざまな分野でサブスクリプションサービスが広がってきている。

月額1万円でちょっといいものを利用

こうしたなか、住宅業界にもサブスクリプションサービスの波が押し寄せてきている。例えば、デモクラシ(東京都目黒区・佐野章 代表取締役)はサブスクリプションサービスの考え方を取り入れた賃貸住宅「カスタムアパートメント」の提供を2018年12月から開始する。

入居者は月額1万円(家賃に含む)で50種類(100万円以上)の家具、家電、インテリア用品を自由に借りられる。入居者はスマホの専用サイトから利用申請をして借りることができ、誰が何を借りており、いつ返すかも専用サイトで把握できる。「バルミューダやダイソンなどの“ちょっといいもの”を利用できることがポイント。賃貸でも豊かな暮らしを自分で作ることができる」と、佐野代表取締役は話す。貸し出すものについては、賃貸住宅の立地に合わせてセレクトし、定期的に新製品などに入れ替えていく。「カスタムアパートメント」では、通常の賃貸より月額1万円多くかかるが、入居者は家具・家電・インテリア用品をあらかじめ購入する必要がない。また、敷金、礼金、手数料もゼロとしているため、むしろ得になるという。今後、首都圏を中心に全国展開を予定している。

デモクラシは50種類(100万円以上)の家具、家電、インテリア用品を自由に借りられる賃貸住宅「カスタムアパートメント」の提供を2018年12月から開始する

住宅分野へのサブスクリプションサービス導入の動きは他でも出てきている。今年3月、家具ベンチャーKAMARQ HOLDINGS(シンガポール・和田直希 代表)は月額約500円から好きな家具を利用できる家具のサブスクリプションサービスの提供を開始した。一定の期間利用すれば、いつでも新品や色違いの家具に交換できる。

同社は住宅・不動産ポータルサイトの運営などを行うLIFULLと業務提携に向けて合意、LIFULLはKAMARQ HOLDINGSの家具のサブスクリプションサービスの総代理店として販売代理事業を行う。住宅・不動産・民泊業界にサービスを広げていきたい考えだ。

一次取得者層や賃貸のメインターゲットである20代から30代のミレニアル世代の価値観が「所有から利用へ」と変わりつつある。それだけに、一次取得者層や賃貸居住者への付加価値としてサブスクリプションサービスの可能性は大きそうだ。家具・家電・インテリア用品以外でもサービスが広がってくるかもしれない。

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ハウジング・トリビューンVol.631(2021年22号)

特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

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