2018.7.6

バスルームを癒しの空間に リラックス効果を高める工夫が続々登場

質の高い入浴時間の追求に注力

さまざまな工夫によりリラックス効果を高め、バスルームを「癒し空間」として提案する動きが加速している。これまでオプションだった付加機能を標準装備にするほか、浴室と洗面室をコーディネートするなど、これまでにない上質な空間提案で販売拡大を狙う。

日々の疲れを癒す入浴。いかにリラックスできるか、いかにリフレッシュできるか、メーカー各社は長くその追求を続けてきたが、近年、さらにその提案が加速している。スパのような上質な入浴方法の提案や光や風などによる付加価値を高める浴室など、住まいのなかでバスルームの存在価値がさらに高まりつつある。

トクラスが行ったWEBアンケートでは約6割の人が「毎日風呂に浸かる」と回答している。「忙しい」などの理由でシャワーで済ませる人が増えていると言われる一方で、風呂に浸かるという文化は今でも日本人に定着していることがわかる。ライフメディアが全国の男女1000名を対象に行った入浴に関するアンケート調査では、入浴の目的は「体の汚れを落とすこと」「疲労回復」に次いで「リフレッシュ」「リラックス」の回答が多かった。バスルームに癒しを求めるニーズは根強い。


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