新築マンションを自分仕様の空間にカスタマイズ

#02 東京都三鷹市・勝山邸

  • 白いクロス貼りだった壁を『古木タイル』仕上げに。キッチンのカウンター下にはラーチ合板で棚を造作し、お気に入りの家具や雑貨と空間を馴染ませている

  • キッチンカウンター下の棚は、勝山さんがラフを描き、素材も選定

  • 一本一本表情が違う『古木タイル』が空間を唯一無二のものに

    「新築マンションは設備や機能がいろいろ付いていて、それが良いと言う人もいるけど、僕は自分に必要なものや好きなもので空間づくりがしたかったので、ちょっと不満でしたね(笑)」と話すのは、インテリアブランド『ACME Furniture』や『journalstandard Furniture』のセールスプロモーションを担当している勝山龍一さん。当初は中古マンションリノベーションを希望していたが、希望エリア内で条件に合う物件がなく、新築マンションを購入。「新築なのできれいではあったのですが、内装に味気なさを感じたので、壁にアクセントを加えようと思ったんです」(勝山さん)と、引き渡しのタイミングでカスタマイズを決行。ひと目で気に入ったというtoolbox の『古木タイル』で、LDK の壁一面を仕上げた。施工は、知人の内装職人に依頼。合わせて、勝山さんが自らデザインした棚も造作してもらった。「雑貨を飾る場所や、置く物に合わせたサイズの棚が欲しかったこともありますが、LDK 全体のインテリアテイストを揃える目的もありました」と勝山さん。ラーチ合板で作られた棚はラフな雰囲気が『古木タイル』とシンクロし、こだわりの家具や雑貨と空間の一体感を高めている。自分仕様に仕上げた空間だからこその心地よさが、そこには漂っていた。


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