大手ハウスメーカー、木造市場の開拓を本格化 一次取得者層への提案強化
高価格帯路線との両輪で受注を獲得
大手ハウスメーカーが一次取得者層の開拓に力を入れる動きを活発化させている。これまでは、高価格帯の注文住宅の提案に力を入れるメーカーが多かったが、ここにきて、木造住宅の提案を通じて一次取得者層の市場開拓を図る動きが本格化してきている。
人口減少により、国内の新築マーケットの縮小が避けられない。このため、メインの事業領域以外へ取り組みを拡大する動きが活発化している。特に、プレハブ注文住宅を主力とする大手ハウスメーカーが、木造住宅事業へ積極的に乗り出していこうとする動きが活発化してきている。
例えば、積水化学工業は昨年、一次取得者層攻略のために木質系ユニット住宅「グランツーユーⅤ(ファイブ)」を発売、分譲住宅での販売を積極的に行っていこうとしている。「グランツーユーV」では、従来の2×6ユニット工法の強度と精度を高めた「W5工法」を採用。工場生産率を高め現場での施工の省力化と効率化を図ったことで、2×6ユニット工法でありながら従来の2×4ユニット工法の商品の価格と同等以下の販売価格を実現している。
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