耐力面材の告示改正、選択肢広がる PB、MDFなど新材料を追加
高耐力の仕様も大幅に拡充
国土交通省は、建築基準法に関連する耐力面材の告示を改正、施行した。新たな材料として構造用パーティクルボード(PB)や、構造用MDFを追加したほか、高倍率の耐力面材の仕様も大幅に拡充した。より使いやすい告示による耐力面材の選択肢が増えるだけに、新築、リフォームで提案の幅が広がりそうだ。
国土交通省の告示1100号(木造軸組工法)、1541号(枠組壁工法)では、耐力面材の種類別に壁倍率に応じた仕様が示されている。これまでは軸組工法の場合、構造用合板と構造用パネル(OSB)などの耐力面材の壁倍率が規定されていたが、いずれも壁倍率は2.5倍が最高であった。
また、構造用PBについては、厚さ12mm以上の仕様で2.5倍の仕様が告示化されていたが、構造用合板より厚く重いため、使い勝手の悪さから普及していないのが実情だ。構造用MDFについては告示に含まれてさえいなかった。
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
マーベックス・アキレス “断熱等級6”の時代の真の差別化ポイントを解説
2024.11.21
-
YKK AP・パラマウント硝子工業・日本住環境・アキレス 断熱気密の施工をプロが解説
2024.11.21
-
JCA・デコス エバーフィールド・久原氏が石川の木造応急仮設住宅について講演
2024.11.12