住宅地の地価、10年ぶりに上昇 地方圏も中核都市が牽引
商業地は地方でもバブル以来の水準に
住宅地の地価が10年ぶりに上昇に転じたことが、国土交通省が公表した「平成30年地価公示」により分かった。地方中核都市が牽引し、三大都市圏だけでなく地方圏でも地価が上昇。一方、商業地については地方圏でバブル以来の高水準となった。
国土交通省は「平成30年地価公示」を公表した。住宅地、商業地などを合わせた全用途では、地価は昨年よりも0.3ポイント改善し0.7%の上昇となった。全用途での地価の上昇は3年連続だ。
用途別で上昇率が大きかったのは商業地。全国平均で前年比0.5ポイント改善し1.9%の上昇、三大都市圏では同0.6%ポイント改善し3.9%の上昇となった。さらに、地方圏でも同0.6ポイント改善し0.5%上昇。地方圏で上昇となるのはバブル以来26年ぶりのことだ。外国人観光客の増加による店舗・ホテル需要の高まりが、三大都市圏だけでなく地方圏へも波及し商業地の地価を押し上げた。
住宅地の地価については、昨年よりも0.3ポイント改善し0.3%の上昇となった。住宅地の地価が上昇に転じたのは10年ぶりのことだ。
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