2018.3.28

積水ハウス グループでボリュームゾーン開拓へ

積和建設の「木の家」で新会社も

積水ハウスは積和建設の「積和の木の家」の販売を強化し、グループとして一次取得者層のボリュームゾーンである2000万円台前半の木造住宅の提案を本格化させる。将来的には、専門の新会社の設立も視野に入れ、第二の柱に育てていきたい考え。

積水ハウスは2018年度1月期の決算と今後の事業方針を発表した。2018年度1月期の決算については、売上高2兆1593億6300万円(前期比6.5%増)、営業利益1955億4000万円(同6.2%増)、経常利益2036億7800万円(同6.6%増)、純利益1332億2400万円(同9.3%増)と増収増益を達成、利益に関しては5期連続で最高を更新し好調な業績を示した。

「今年は戸建事業復活の年にする」と意気込む仲井社長(左)と、「不退転の決意で取締役会の大改革を行っていきたい」と話す阿部会長(右)

2018年度のセグメント別の業績については、左表のとおり。積水ハウスでは事業領域を大きく「請負型」(戸建・賃貸)、「ストック型」(リフォーム・不動産フィー)、「開発型」(戸建分譲・マンション・都市再開発)、「国際事業」の4領域に分けている。


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