全国建設業協同組合連合会、モード学園とかっこいいユニフォーム

イメージアップで若年層のあこがれる業界へ

  


全国建設業協同組合連合会(東京都中央区・青柳 剛代表)は、学校法人・専門学校 東京モード学園とタッグを組み、「ユニフォームデザインプロジェクト」を実施。建設業のイメージアップを図り、新規入職者の拡大を図る。

全国建設業協同組合連合会(以下、日建協)は、3K(きつい・汚い・危険)と言われる建設業界のイメージアップを図るために、学校法人・専門学校 東京モード学園と「ユニフォームデザインプロジェクト」を実施した。

同プロジェクトでは、東京モード学園の生徒から、これまでの建設業界のイメージを覆すようなカッコいい作業着(プロジェクトではユニフォームと呼ぶ)を募集。メンズ・レディース合わせて497点の応募があり、昨年11月に、最優秀賞の男性部門には森美哉子さん(ファッションデザイン学科2年)が、女性部門には鈴木茜理さん(同)の作品が選ばれた。また、優秀賞については、男性部門で荒木絵利加さん(同3年)と唯野礼菜さん(同2年)が、女性部門には石神りささん(同3年)と榊莉奈さん(同4年)が選出された。

最優秀賞の男性部門に選ばれた森美哉子さんの作品
最優秀賞の女性部門に選ばれた鈴木茜理さんの作品
入賞者の作品を着たモデルの学生。左から、唯野礼菜さん、榊莉奈さん、鈴木茜理さん、森美哉子さん、石神りささん、荒木絵利加さんの作品

従来にないカラーとデザインで作業着から“ユニフォーム”へ

今回行われた発表会では、どの作品も従来の建設業の作業着にはないデザインとカラーを採用しているという点で審査委員から評価を受けたが、中でも女性部門で最優秀賞に輝いた鈴木茜理さんの作品は機能性とデザインが高い次元で融合しており審査委員から高い評価を得た。カラーは女性らしい赤を基調とし、パンツには黒いラインを入れることで強いコントラストを出して視認性を強めた。「蛍光色を使わずに視認性を高めるという発想がすごい。圧巻のコントラストで抜群に見やすい。上着に白を入れることで赤が目立ちすぎない工夫もいい」と、審査員のエムシーアパレル デザイン企画部の佐古かがり取締役 部長は批評する。男性部門で最優秀賞を掴んだ森美哉子さんの作品については、パンツが黒で、上着はベージュを基調に黒いラインをあしらったデザインで、佐古審査員からは「家から着て行って電車に乗って現場に通勤しても違和感がない。まさにリアルワークウェア」という評価を得た。日建協では今回のプロジェクトを広く業界に周知し、建設業の企業からニーズがあれば、入賞作品の商品化も検討している。発表会での反応はかなり良かっただけに、商品化の可能性は高いかもしれない。

 

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