2018.2.8

パナソニック エコソリューションズ社 他社製の家電・設備機器も制御できるHEMSを開発

スマートスピーカーとも連携

バージョンアップしたHEMSの中核機器「AiSEG2」を発売した。14社27機種の家電・設備機器と接続し制御を可能にした。AI機能により太陽光発電システムを組み合わせることで買電力を削減できる。スマートスピーカー(Google Home)と連携し音声で機器を操作することも可能だ。新築だけでなく、リフォームでも採用を促進する。

「Google Home」との連携のデモンストレーションの様子。スマートスピーカーを組み合わせ、音声で機器を操作することが可能だ

同社の「スマートHEMS」の中核機器「AiSEG2」をバージョンアップ、今年3月21日に発売する。

同社は2012年にHEMSの中核機器として家電や設備機器がつながるホームゲートウェイ「AiSEG」を発売。2015年には価格を抑え機能を拡充した「AiSEG2」を投入した。これまでに累計12万台以上を販売している。

「新築戸建住宅市場ではトップシェアを獲得している」(エナジーシステム事業部 新事業推進センター松本亮部長)という。

IoT技術を使って様々な家電や設備機器をつなげ、住宅内のエネルギーの見える化や最適制御を行うニーズが高まるなか、スマートHEMSの普及を図ってきた。今回、さらなる普及に向け、機能を強化するなど「AiSEG2」のバージョンアップを図った。

14社27機種の家電・設備機器と接続可能に


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