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2017.11.22

日本住環境 浴室も換気できる第三種換気システムを開発

全室同時換気で初期費用とランニングコストを抑制

日本住環境は、ダクト式の第三種換気システムをリニューアルし「NEWルフロ400」として12月から販売を開始する。防水性能を備えたモーターなどを採用することで、一般居室から湿気の多い浴室やトイレまで全室同時に換気できる機能を持たせた。住まいの省エネ化、快適性の向上に寄与するアイテムとして普及促進を図る。


NEWルフロ400には、防水性能を備えたモーターなどを採用することで、浴室やトイレまで全室同時に換気できる機能を持たせた。構造を見直し、メンテナンス性の向上も図った

同社では、高性能な住宅づくりに寄与する換気システムとしてダクト式の第三種換気システムの販売を強化している。主力商品として販売実績を伸ばしているのが「ルフロ400」だ。これは本体内部の構造やファンの形状などを工夫したことで、業界トップレベルの省エネ性能を実現したもの。1カ月あたり100円以下の電気代で24時間換気を行える。消費電力に対する換気量を示した比消費電力は0.02(平方メートル/h)。この数値が小さいほど、少ない消費電力で多くの換気を行えることを示す。「他社の第三種換気システムと比較すると一ケタ少ない」という。

だが、ルフロ400では、ダクトを設置できるのは、一般居室のみで、浴室やトイレなどには別途、換気装置を設置する必要があった。そこで防水性能を備えたモーターなどを搭載することで、従来品の換気量を維持しつつ、浴室も組み込めるように改良したのが「NEWルフロ400」だ。「NEWルフロ400だけで、浴室まで含めて全室同時に換気できる。局所換気を設ける必要がなく、初期費用、ランニングコストを抑制できる」(同社)。また、本体下部のフタにドレントレーの役割も持たせることで、万が一、浴室から発生する結露水などが本体内に留まっても、簡単に捨てられる機能も付与した。

従来品に比べてメンテナンス性も向上

優れたメンテナンス性を備えていることもルフロ400の強みだ。年に1回だけ、ルフロ400のメンテナンスを行い、ファンを清掃することで初期の換気性能を維持できる。今回、リニューアルしたNEWルフロ400では、構造を見直すことで、さらにメンテナンス性を高めた。従来品では、4つのビスでフタを固定していたが、新製品では、ビスで固定する構造を見直しペットボトルのフタのように回して開けられる構造を採用。より簡単に短時間でメンテナンスを行えるように配慮した。同社では、「一般的な第一種換気システムでは、ダクトと空調ダクトを共有しているため、フィルターの目詰まりが起こりやすく、メンテナンスの頻度に換気性能は大きく左右される。初期の換気性能を維持するために住まい手にかかる負担は大きい」と指摘する。

同社では、NEWルフロ400の簡単なメンテナンスで、初期の換気性能を長く維持でき、住まいの省エネ化、快適性の向上に寄与する強みを売りに、さらなる販売拡大を目指したい考えだ。

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特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

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