2017.11.7

Whatz Money 住宅ローン借り換え差額でリフォームを提案

全国の銀行を比較検討コンサル

Whatz Money(東京都目黒区・前田一人 代表取締役)は、住宅ローンの借り換えで捻出した資金でリフォームを行う「Home Re:loan 借り換えリフォーム」の提案を強化する。住宅会社や工務店、リフォーム会社に対しリフォーム需要を開拓するためのツールとして、導入してもらいたい考えだ。

フィンテック企業のWhatz Moneyは、住宅ローンの借り換えで捻出した資金でリフォームを行う「Home Re:loan 借り換えリフォーム」の提案を強化する。

現在、日本の住宅ローンはこれまでにない超低金利時代が続いている。このため、今より金利の高い時期に住宅ローンの契約をした人は、借り換えれば銀行に支払う金利を抑えられる可能性が高いが、実際に借り換えを行う人は多くない。数多くある住宅ローンから、どこに切り替えたら良いかわからないからだ。そこで、Whatz Moneyは全国のほぼすべての銀行の住宅ローンの情報を集約し、借り換えによるメリットを比較検討できるシステムを構築した。

Whatz Moneyではこの住宅ローン借り換え比較システムを、ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社に対し、リフォーム需要を開拓するための営業ツールとして提案している。ハウスメーカーなどは借り換え比較システムに、リフォーム検討者の現在の住宅ローンの借り入れ条件を登録するだけで、借り換えでいくら住宅ローンの支払い額を削減できるかを瞬時に試算できる。そして、削減額に応じて、ハウスメーカーなどは、リフォームの提案を行えるというわけだ。例えば、支払い金利を1.5%から0.5%の住宅ローンに借り換えると、借入期間20年間・残高2000万円の住宅ローンの場合、支払い総額は300万円から100万円に減額し、200万円得する。ハウスメーカーなどは「この200万円をリフォームに使いませんか」と提案できる。

リフォーム費用については、Whatz Money が借り換え先の金融機関と交渉し、新規で借り換えた住宅ローンに上乗せして借りられるようにする。そうすることで、リフォーム実施者は手持ちの資金がなくてもリフォームを行える。


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