大和ハウス工業 独自の防音シアタールームを導入したモデルハウスをオープン
高付加価値化で単価アップを狙う
シアターや音楽室に活用できる防音室のあるモデルハウス「平沼xevoΣ展示場」をオープンした。狭く天井が低く暗いという防音室のイメージを刷新。業界最大級の天井高を活かし、快適な空間を創出した。
横浜市のtvkハウジングプラザ横浜に、「平沼xevoΣ展示場」を開設した。オリジナルの防音シアタールームを導入しているのが特徴だ。
これまで「xevoΣ」では2.7mの天井高を標準採用した大開口・大空間による開放的な住まいをアピールしてきた。例えば、リビングの場合、2.7mの天井高に加え、床を36㎝下げることで天井高がアップし、大開口を活かした大空間を実現する。
「業界最高水準の天井高が当社の強み。天井高に合わせた内装ドアも用意し、サッシも天井高に合わせたものを開発したいと考えている」(住宅事業推進部商品開発部長 藤原陽介氏)としている。ただ、最近では他社も高い天井高の採用が可能な商品を発売している。そこで、天井高を活かした新たな提案として「防音シアタールーム」をアピールする。
「xevoΣは月産550棟を達成し、神奈川県でも月55棟の販売を目指している。新展示場の開設で販売拡大に弾みをつけたい」(横浜支社住宅事業部長 金田健也氏)としている。
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