エイブル 光る床・壁・天井システムを開発
石材の神秘的な模様をLED照明で透過
エイブルは、 光る床 ・壁・天井システムを開発し販売を開始した。厚さ1mmの石材に、LED照明を透過することで、石材の神秘的な模様が浮かび上がる。ホテル、マンション、店舗、住宅のエントランスなど、高い意匠性が求められる箇所での採用を提案していきたい考え。
エイブル(榎原明義代表取締役、東京都練馬区)は、光る床・壁・天井システムを開発した。このシステムは、石材合わせガラスと照明ボックスで構成される。
石材合わせガラスは、厚さ1mmと薄い石材の両面に、特殊な樹脂でガラスを接着したもの。石材には、インド産の透過性のあるものを採用。雲母片が平行に並ぶ鉄平石と呼ばれる石だ。また、ドイツのメーカーの加工技術を用いて、1mmの厚さにこの石材をスライスした。ドイツでは、屋根材などに石材が用いられることがあり、石材の加工技術が進んでいるという。さらに、合わせガラスの技術は、日本で進化したもの。伝統文様をあしらった和紙などの両面にガラスを張り合わせたものが、机の天板などとして使用されている。
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