Netatmo、IoT防犯カメラにペットの見守り機能を追加
日本市場開拓へ営業拠点も設置
フランスのIoT機器メーカーNetatmo(ネタトモ)は室内用のIoT防犯カメラ「Welcome(ウェルカム)」に、動物検知機能を追加した。ペットも家族のようになり、犬・猫の室内飼いが増えている中で、留守中などにペットを見守りたいというニーズに応える。また、今回、新たに国内営業拠点を設け、日本市場の開拓を強化する方針を打ち出した。
Netatmoは、室内用のIoT防犯カメラ「Welcome(ウェルカム)」に、動物検知機能を追加した。「Welcome」の最大の特徴はAIによる顔認識技術を搭載していること。AIが高い精度で人の顔と名前を結びつけ、登録されていない不明な顔を認識するとスマホなどに通知することで、住宅の防犯性を高められる。一方、登録されている顔の人間がカメラに認識されると通知を送ることもできる。この機能を利用し、両親が子どもの帰宅を知るなどの見守りを行うことも可能だ。
昨年、Netatmoは屋外用のIoT防犯カメラ「Presence(プレゼンス)」を発売したが、顔認識機能だけでなく動物の認識機能も搭載した。一方で、「Welcome」については、動物の認識機能は搭載されていなかったが、今年7月にファームウェアのアップデートを行い新たに搭載された。
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