2017.6.9

ミサワホーム総合研究所 子どもの成長に合わせた学び空間の効果検証

「ホームコモンズ設計」のさらなる進化へ

ミサワホームでは、子どもの成長段階に合わせ、住まいに学びの空間を設ける「ホームコモンズ設計」を提案し、自社の住宅商品に展開してきた。「ホームコモンズ設計」が家族に与える影響についても行動観察によって検証。効果を確認している。

年を重ねるに従い家族の生活は変化する。とくに子どもは成長するにつれてダイナミックに変わる。そうしたなか、ミサワホームでは2012年に子どもの成長段階に合わせ、住まいに学びの空間を設定する「ホームコモンズ設計」を開発。子育て世帯などに向け提案してきた。

「学生の学習を支援し、学びを支える空間づくりの研究をしている東京大学大学院の山内祐平教授の監修のもと、子どもの成長ステージと住まいの学習環境の設計手法としてホームコモンズ設計を開発し、商品にも取り入れてきた」(ミサワホーム総合研究所 フューチャーセンター市場企画室 室長 IoTホーム認証検討プロジェクト 兼 事業企画室 富田晃夫氏)としている。

子どもの成長段階に応じ4つの学び空間を設定

「ホームコモンズ設計」では、従来の子ども部屋とは異なり、乳児期、幼児期、児童期、青少年期の4つの成長段階において、それぞれに合った学びの空間「プレイサイト」(0~1歳)、「トークサイト」(2~6歳)、「ホームワークコーナー」(7~12歳)、「ホームコモンズ」(13~21歳)を住まいに設定する。


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