ハウジング・トリビューン Vol.522(2016年18号)
残価設定ローン 新型リバースモーゲージなど 新・住宅金融サービスの芽生え
建物評価の見直しで広がる可能性
既存住宅市場の拡大に向けて、建物の価値を適切に評価しようという機運が高まってきている。住宅・不動産業界だけでなく、キーマンである金融業界でも動きが出てきている。
一方、国土交通省では様々な業界の連携を促し、建物の評価手法を変革させようとしている。欧米のように建物価値が適切に評価されることで、住宅の資産価値は増大するだろう。
そして、その増大した資産価値を裏付けとして、様々な住宅金融サービスが生まれる可能性もある。芽生えはじめつつある新・住宅金融サービスの可能性を検証していく。
目次
HTʼS EYES
デジタル空間をつなぐ「窓」
ベッドタウンからシェアタウンへ
新・住宅金融サービスの芽生え
建物評価の見直しで広がる可能性
TOPICS&NEWS
熊本地震の建物被害原因分析で最終報告案
木造2時間耐火構造の大臣認定取得が加速
住宅あんしん保証、個人間売買瑕疵保険で新提案
ネットを通じた空き家活用支援サービスが活発化
ケイミュー 住まいの耐震性向上に寄与する軽量屋根材の販売が好調
スマカチだより
スマカチ総研が8月に第17、18回シンポを開催
少子高齢化時代の課題 在宅の看取りと子育ての現場から
2016年 白書から読み解く
住まい、産業、そして生活者の現在地【後編】
熊本で木造応急仮設住宅の整備が加速
より快適で安心な住まいづくりに地元工務店が貢献
災害から生き延びる住まい
"防災"が住まいの付加価値になる
Channeling Data
Airbnb「ホスト調査」
(一社)プレハブ建築協会 プレハブ住宅、戸建ての77.8%が長期優良住宅、15.7%がZEHに
CLOSE UP
積水ハウス 高付加価値、中・高級商品に特化し、収益性を向上
Houzz Japan 世界14ヶ国のリフォーム市場調査を実施
連載
新・住まい学「災害復興と住まい」(後編)
(一財)ダイバーシティ研究所 代表理事 田村太郎氏
進化する収納システム
困りごとを解消し多様化するニーズにも対応
PICK UP
YKK AP 窓まわりの強化で耐震性能が向上
中央住宅 東京田無で1棟まるごとリノベ
FLASH
鹿島建設など4社 従来品よりもスリム化した純木質耐火集成材を開発
旭トステム外装 目地のない外観を実現する窯業系外壁材の新シリーズを発売
野村不動産 東京で500戸超のマンション建て替え
クリナップ 若年層ターゲットのキッチンを提案
特定非営利活動法人 日本外断熱協会 米国のパッシブハウス認定の普及を後押し
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JCA・デコス エバーフィールド・久原氏が石川の木造応急仮設住宅について講演
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