2017.6.23

パソナ、エアビーアンドビー ホームシェアで地方活性化を推進

地域おもてなしホストを育成、支援

パソナとエアビーアンドビーは、シェアリングエコノミーを活用した地域での新しい働き方の創出、就労機会の拡大などを目指し、業務提携契約を結んだ。協業の第一弾として、ホームシェアホストの募集・育成、業務支援サービスの開発などに取り組み、2020年までに地域おもてなしホストを1万人創出するとしている。

パソナは、ホームシェアが地方での新しい働き方の一つであることを啓蒙するセミナーを2017年6月から全国で開催。写真は徳島県の地元有志を対象に行ったセミナーの様子。

人材派遣、人材紹介をはじめとする総合人材サービスを展開するパソナは、近年、全国の自治体などと連携して地方創生事業などにも取組み、事業の多角化を進めている。同社のソーシャルイノベーション部の加藤遼副部長は「地方創生事業として、地方への移住希望者を募り、移住先での仕事づくり、さらに暮らし方の提案も含めて支援している」と話す。

また、2016年から戦略的な観光地域づくりを支援する「観光立国ソリューションサービス」を開始し、観光分野における人材育成・雇用創出にも取り組んでいる。

パソナでは、こうした地方創生事業などを展開する中で、地方での新しい働き方、暮らし方の一つとしてホームシェアに注目した。


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