プレハブ住宅 中高層共同が急増 完工戸数が前年度から約40%上昇
(一社)プレハブ建築協会が公表した「プレハブ住宅完工戸数実績調査報告書」(2025年度実績)によると、プレハブ住宅のうち、中高層の共同建が急増していることが分かった。2025年度の完工戸数は2万113戸となり、対前年度比40.2%という伸びを見せている。建築費の高騰などによって、共同住宅においてプレハブ建築の特徴が見直されているようだ。
2025年度に完工されたプレハブ住宅の総数は10万5,111戸となり、2024年度に比べ2,002戸(対前年度比1.9%増)となった。その結果、全新設住宅着工戸数に対するプレハブ住宅完工戸数の割合は14.8%(2024年度は12.6%)となった。
一戸建は31,543戸で同7.5%減となり、4年連続で減少した。低層の共同建も53,455戸で同2.2%減となり低調に推移する一方で、中高層共同建が2万113戸となり、同40.2%増という伸びを見せている。
中高層共同建をさらに詳しく見ていくと、鉄骨系は6,483戸で同25.6%増、コンクリート系が同48.4%増となっている。コンクリート系については低層の共同建でも同20.6%増(768戸)となっており、好調さを伺わせている。

建築費の高騰や人手不足などがより深刻化する一方で、大都市部を中心として中高層の共同住宅については底堅い需要があり、現場での手間を削減できるプレハブ建築への注目度が高まっているようだ。
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