アスクル、メーカー63社と社会課題解決へ
「エシカルeコマース」の変革に挑む
アスクルは2026年5月30日から31日まで、六本木ヒルズアリーナにて持続可能な社会を目指す体験型イベント「いい明日がくる展」を開催する。これに先立ち5月28日、同会場にて記者発表会が行われた。

住宅・日用品市場において超高齢社会の到来や脱炭素化への対応は待ったなしの状況だ。同社は、サプライヤーと顧客の間で単なる商品供給に留まらないバリューチェーン全体の環境整備を重視。日常の選択が持続可能な社会につながる市場創出を目指し、過去最大規模となるメーカー63社との共創プロジェクトを推進してきた。
また同社は、2026年4月に施行された改正資源有効利用促進法による再生材の利用計画・報告義務化を見据え、先見的な資源循環モデルを構築。ナフサ不足や価格高騰によりバージン材のコストが上昇する市場環境下において、従来は廃棄コストを支払っていた工場等の「使用済みストレッチフィルム」を希少性の高い「原料資産」へと転換することに成功した。2020年の政府事業採択から5年をかけ、自社で「回収→ペレット化→製品・販売」までを一気通貫で行うプラットフォームを完成させている。
この資源循環プロジェクトの第一弾として、ゴミ袋メーカーの福助工業と共同開発した業務用「アスクル ゴミ袋 半透明 LD(70L・90L)」を2026年7月に発売する予定だ。再生材比率40%以上を達成しグリーン購入法に適合する同商品は、ツルツルとした素材感と高い突き刺し強度を誇り、高負荷な業務現場に対応する。

アスクルの吉岡明社長は「変化の激しい時代だからこそパーパスに立ち返る。社会課題の解決と経済価値を両立させ、社会に貢献するエシカルeコマースでありたい」と変革への決意を語った。
「いい明日がくる展」は5月30日、31日に一般公開され、来場者によるプラスチック回収など資源循環の取り組みも実施される予定だ。
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