New   2026.3.4

リブ・コンサルティング、アンバサダークラウドアワード2026を開催

生成AI時代に「絆」を可視化

 

リブ・コンサルティングは、事業開始から5回目となる「アンバサダークラウドアワード2026」を開催した。

「アンバサダークラウド」は、引き渡し後の顧客との接点を維持し続けることで、紹介や口コミの拡散といった応援活動を誘発し、具体的な受注へと結びつけるサービスだ。同社では、この応援活動に基づき紹介受注を拡充し、さらには顧客満足度や従業員満足度を向上していく「アンバサダー経営」を推し進めようとしている。

昨年末の同社の上場を経て、「アンバサダークラウド」のユーザー数は8万人近くに達し、紹介やSNSを通じたファンコミュニティの拡大が加速している。本イベントは、住宅会社とオーナーの「絆」を可視化・最大化させる同サービスの活用事例を表彰するもの。少子高齢化や人手不足が深刻化する中、地域経済の担い手としての住宅会社の新たな在り方を提示することを目的に実施され、会場とオンライン合わせて約200名が参加した。

今回のアワードでは、取組み開始から2年以上と2年未満に分け、顧客接点の強化、紹介活性化、SNS活性化の成果軸で総合的な審査を実施。選ばれた優秀企業6社が登壇し、定量的成果と独自の運用ノウハウを発表した。2年以上の部でグランプリを受賞した菅谷工務店(千葉県香取市、菅谷伊佐央代表取締役)は、紹介契約が年間受注の6割を占める。オーナーを「推し活」の主体と捉え、公式アンバサダー制度や個別アプローチを仕組み化した結果だ。2年未満の部のグランプリを受賞したナガタ建設(福岡県太宰府市、永田厳悟代表取締役)は、他社の手法をアレンジする「フットワーク運用」を展開し、紹介来場者数を前年比3倍に増加させた。その他登壇した各社とも、営業担当のスキルに依存せず、管理・工事部門を巻き込んだ「全社的な運用体制」を構築している点が共通の強みとなっている。

菅谷工務店の菅谷社長は「特別なことではなく、お客様を思い続けた結果。スタッフとオーナーが築いた絆がコミュニティを進化させた」と振り返った。リブ・コンサルティングのアンバサダークラウド事業部 事業責任者の金山晶氏は「AIが進展するほど、お客様とのご縁の価値は高まる。アンバサダークラウドはその絆を加速させるものだ」と語った。

今後、同社はAIの導入など「アンバサダークラウド」をバージョンアップさせ、2026年度もファンコミュニティを通じた地域経済の活性化を支援していく方針だ。

2年以上の部の最優秀賞に選ばれた菅谷工務店の菅谷社長と宮崎氏