New   2026.1.28

分譲マンションでGX ZEH標準化の流れ

大京、東急不動産が相次いで表明

 

分譲マンションにおいて、2027年4月から導入される新たな省エネ基準「GX ZEH」の標準化を表明する企業が出始めた。

GX ZEHとは、従来のZEHよりも省エネ・創エネ性能を強化した新たな住宅性能基準。具体的には、「断熱等性能等級6の確保」や「再エネの導入」に加え、「一次エネ消費量35%以上削減(再エネ含まず)」、「一次エネ消費量100%以上115%未満(再エネ含む)」を要件とする。

このほど、大京は分譲マンションブランド「THE LIONS(ザ・ライオンズ)」においてGX ZEHを標準採用すると発表した。外皮の断熱性能を大幅に高めるとともに、高効率設備と太陽光発電の導入によって、年間の一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指す。現在、GX ZEH仕様をクリアする第一号物件「(仮称)ザ・ライオンズ宮ヶ丘2丁目」を北海道にて開発中だ。

「THE LIONS(ザ・ライオンズ)」の外観(写真は「ザ・ライオンズ世田谷八幡山」)

東急不動産も分譲マンションブランド「BRANZ(ブランズ)」でGX ZEHを標準仕様にした。2025年10月以降に設計を開始したBRANZの新築プロジェクトにおいて、住戸の断熱等性能等級を等級6、一次エネルギー消費量等級を等級8に引き上げている。第一弾物件として、東京都品川区に「ブランズ西小山」を供給する。

「ブランズ西小山」

大手デベロッパー2社が国の展開に先駆けてGX ZEHを標準化した意義は大きい。今後も脱炭素実現に向けたGX ZEHの標準化が進みそうだ。