New   2025.12.11

リフォーム受注高、住宅・非住宅ともに3割超アップ

令和7年度第2四半期受注分

 

令和7年度第2四半期におけるリフォーム・リニューアル工事の受注高は、前年同期比33.2%増の4兆5495億円になったことが、国土交通省の報告で明らかになった。

このうち住宅分野に係る工事の受注高は同32.5%増の1兆3429億円。工事種別では、増築工事のみ112億円で減少したものの、それ以外の一部改築工事、改装・改修工事、維持・修理工事が大きく伸長。特に、維持・修理工事は2394億円と同81.4%も伸びた。

構造・用途別で多いのは「コンクリート系構造の共同住宅」で、6181億円となっている。次いで「木造の一戸建住宅」が5840億円と続く。

一方、非住宅分野の受注高は同33.5%増の3兆2066億円。増築工事と改装・改修、維持・修理工事が2ケタ増だった。

構造・用途別では「コンクリート構造の事務所」が4375億円、「鉄骨造の生産施設(工場、作業場)」が4123億円の順で多い。