旭化成ホームズ、容積率緩和規定利用しマンション再生
「アトラス麻布台」が竣工
旭化成ホームズは、東京都港区の小規模マンション「飯倉三生マンション」を再生し、新たに「アトラス麻布台」を竣工した。

小規模マンションでは、容積率などの関係で建替え前より大きい建物を建てることが難しい。そこで、今回の再生案件ではマンション建替円滑化法で定める容積率緩和規定を活用した。
この規定は、新たに建築されるマンションが市街地の環境の整備改善に資するものである場合などに、特定行政庁の許可によって容積率制限を緩和できるもの。今回の再生計画では2021年11月にこの許可を取得し、建替組合を設立した上で建替を進めた。
なお、建替後の「アトラス麻布台」では、外観に麻布台の街並みに調和する落ち着きと高級感を備えたクラシカルなタイルを採用。敷地内にはアートベンチを配置した美術館のようなオープンスペースを設け、地域の景観向上にも貢献する。また、プレストレストコンクリート工法による大開口設計により、室内からの良好な眺望も確保。開放感あふれる住空間を実現した。
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